2005年08月10日

為末大、すごい!

 其奮している。
 午前4時、本日2本目の日記だが、書かずにはいられない。

 世界陸上・男子400メートルハードルで為末大選手が銅メダルを獲った。
 陸上競技の世界選手権で(しかも短距離種目で)、決勝に残ることがどれだけ大変なことか、長い観戦歴、取材経験を通して知っているつもり。
 それだけでもすごいのに、3位に入って銅メダルを獲得してしまった。身長170センチ、64キロの小柄な日本人がである。
 4年前のエドモントン世界陸上でも、3位に入っているが、「夢中で走ったら入った」という感じだった。ところが、今度は2度目。世界のすごさ厳しさを知り尽くしたうえで、3位に入ったのはすごいとしかいいようがない。

 実は為末選手には、取材で会ったことがある。
 誠実で、本音を語ってくれる好漢だった。
 その時は、大阪ガスという組織を離れ、プロとしてひとりで練習することについて話を聞きに行ったのだが、「厳しい環境に身を置くことが、自分を強くする」という話をしてくれた。
 それを世界で3番という結果で示してくれたことが、素直に嬉しい。

 今、日本で一番輝いているアスリートは為末だと、私は思う。
 
posted by アイザワ at 04:42| Comment(6) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スーパーE難度の大技にも果敢に挑戦 恐るべし!高校体操選手

 今日のインターハイ観戦は体操の決勝。
 千葉市にある千葉ポートアリーナへ行ってきた。

 体操は「勝負」で熱くなる競技ではない。アリーナではすべての種目が同時進行する。男子は6種目、女子は4種目の計10種目が同時に行われるから、全部を見ることはできないし、得点のチェックも無理。順位は競技終了後の発表を待つしかないのだ。

 というわけで観戦者は、自分が応援する高校や選手の演技を主に見る。練習を積んできた技はしっかり決まるか、ミスはしないかで一喜一憂するわけだ。

 とりたてて応援する高校や選手がない私は、男子鉄棒に注目した。日本の男子種目は世界レベル。なかでも鉄棒は大技を組み込みやすい花形種目だからだ。

 驚いたのは、オリンピックでも決まれば会場がどよめくスーパーE難度「コールマン」に挑戦する選手が少なくなかったこと。勢いをつけて空中に飛び出し、後方に2回宙返りし1回ひねって、再び鉄棒をつかむ大技だ。
 とくに最後に行われた予選上位7校と個人総合上位者による決勝3班32人(1校4人と個人総合1位から4位まで)は、10人以上がコールマンに挑戦していた(他の競技にも目が行ってしまい、すべての演技をチェックできなかったので、正確な人数はわからなかった)。

 なんたってスーパーE難度である。五輪選手だって、いちかばちかで行う大技に高校生が挑戦するのだから、失敗する確率は高く、よく落ちる。だが、それでも果敢に挑戦するのである。その姿に感動した。

 ただし、こんな大技に挑戦できるかどうかは学校にもよるらしい。私の席の後ろに午前中に競技を終えた高校の監督ふたりが座って話をしていた。その話によれば、コールマンに挑戦できるのは、他の技が完璧にこなせるような好素材であること、挑戦しても危険がない環境を備え、一流コーチが指導をしていることが条件のようだ。

 高校体操界も色々あるのだなあと思った。
 こんな事実を知れたことだけでも、会場に来た甲斐はあった。

 なお、優勝校、優勝選手は以下の通り。
 まず男子。団体総合は埼玉栄、個人総合は寺尾尚之(埼玉栄)。
 種目別のゆかは内村航平(東洋・東京)、あん馬は中島立貴(関西・岡山)、つり輪は岩下直史(市立尼崎・兵庫)、跳馬は渡辺恭一(埼玉栄)、平行棒は山室光史(埼玉栄)、鉄棒は竹下亮(北陸・福井)。
 次に女子。団体総合は藤村女子・東京。個人総合は黒田真由(名古屋経大市邨・愛知)。
 種目別の跳馬・段違い平行棒は垣谷真理子(市立尼崎)、平均台とゆかは黒田真由(名古屋経大市邨)。
 他の選手たちにも拍手を送りたい。
 

※上記のふたりの監督の本音解説は面白かったので、後日書きます。
 
 

 
 
posted by アイザワ at 02:09| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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