2005年08月11日

アーチェリー競技を初めて見た

今日もインターハイを観戦するために千葉まで行ってきた。
 
 それにしても日記に書いているのはスポーツ観戦のことばかりだ。
 昼間はインターハイ、夜中は世界陸上。いいトシをしたオヤジが、よくこんなお気楽な日々を送れるなと思っている人もいるだろう。
 でも、働く時は働いている。出版界には「お盆進行」というのがある。お盆は印刷所が休みに入るから、多くの雑誌編集部が、お盆前に仕事を一段落させちゃおうということで締切が早くなる。で、実は1週間前までは必死で原稿を書いていたのだ。
 つまり、やっと時間が取れるようになり、スポーツ観戦三昧の日々を送っているというわけ。まあ、フリーライターってのは、仕事をするのもしないのも自由。自分の気分次第でその日の行動を決められるって点では、お気楽なことに変わりはないんだけどね。

 さて、そのインターハイだが、17日から始まる水泳を残して、ほとんどの競技が閉幕した。
 試合が残っている数少ない競技の中から、選んだのはアーチェリーだ。実はアーチェリーの観戦は初めて。どんな雰囲気なのか見てみたかったのだ。
 会場は船橋市運動公園陸上競技場。最終日の今日、行われたのは団体戦の決勝だ。

 まず、驚いたのは会場がにぎやかだったこと。アーチェリーは集中力が必要な競技だから、会場はシ〜ンと静まり返っているものとばかり思っていたのに、スピーカーからは競技の進行を説明するアナウンスはある、スタンドでは声を揃えた応援がある、当の選手たちも、声をかけあい、気合を入れたうえで矢を放つ。意外なほど活気があるのだ。

 ただし、競技自体は淡々と進行していく。試合はトーナメントの勝ち上がり方式だ。1チーム4人のうち矢を射るのは3人。1エンド(野球でいえば1回)に与えられた3分間に1人3射ずつ9射する。それを3エンドまで行い(計27射)、その得点で勝敗を決めるのだ。
 的までの距離は70メートル。遠いから的に当てるのが大変なことは解る(今日は結構風もあった)。が、遠い分、得点もわからない。1エンド終了ごとに選手と審判が的に集まり、矢を抜きながら集計し得点を発表する。だから、どっちが優勢なのかは解るが、3エンド終了後もその調子だから、勝敗決定の瞬間も会場がヒートアップすることはない。
 とはいえ、選手の集中力を高める姿、的を見つめる眼からは試合にかける思いが伝わってきた。弓をひくまでの姿勢も美しく、心動かされるものがあった。
 双眼鏡持参でしっかり見れば、相当面白い競技かもしれない。

SANY0095.JPG
健闘を称え合う女子決勝2チーム(左が和歌山、右が高山西・岐阜) 

 優勝は男子は東海大相模高(神奈川)、女子は和歌山高。
 どちらも初優勝だ。おめでとう!
posted by アイザワ at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

体操競技の指導者が話している内容は…

 為末大の激走をライブで見て興奮し、祝杯まであげてしまったため朝起きられず、インターハイ観戦は中止。今日の観戦レポートはありません。

 で、昨日の観戦レポートでチラッと触れた高校の体操監督の会話の中身について書く。

 観戦しながら、ふたりの監督が話していたことの8割方は審判の採点についてだった。
 たとえばこんな内容。
「あれで、9,70はないよな。着地で足が動いてるじゃないか」
「○○高校は、その辺のごまかしが巧いんだよ」
「ごまかしたって、審判なら見抜かなきゃ」
「あの学校は好感度が高いし、そのイメージに引きずられてる部分もあるんじゃないの」

 高校の体操競技は4人の審判が採点する。そのうちの最高点と最低点を除き、中間のふたりの採点を足して2で割った数字が得点となる。公正を期した採点方法だが、それでもこんな不満が出るのだ。
 ごまかしだの、判定が好感度に左右されるだの、審判に対する不信感も含めて高校の指導者にしては不適切な発言と受け取る人がいるかもしれない。だが、私は指導者の自然な気持ちから出た声だと思う。

 彼らは自らがあずかるチームや選手に少しでもよい成績をとってもらおうと必死だ。選手の努力や試合にかける思いも知り抜いている。だからこそ、判定にはシビアになるし、納得のいかない採点には不満が出るのだ。

 これも判定で勝敗が決まる競技の宿命だろう。このふたりの監督だって、自分の学校に帰れば、ごまかし方を研究し教えるようになるかもしれないし、審判に対する好感度を上げる工夫を始めるかもしれない。そんな対策まで含めて向上を目指すのが採点競技だと私は思っている。

 ちなみに会話の残りの2割は3年生選手の進路のことだった。ふたりとも、進学か就職かで悩んでいる部員や、体操を続けたいのに大学の推薦が取れない部員のことを真剣に心配していた。
 私には、熱血のいい監督に思えた。

 

 

 
posted by アイザワ at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。