2005年09月10日

世界柔道、泉浩の強さにほれぼれ

 今日の世界柔道も見ごたえがあった。
 登場した4人の日本選手の中で、感心したのはやはり90キロ級で優勝した泉浩。とにかく下半身が安定している。その上、反射神経がいいのか器用なのか、相手の足技も柔軟に対応する。実況の佐野アナが、勝って欲しいという思いからか、相手が足技を出すと「危ない、危ない」と連呼していたが、私は危なさを少しも感じなかった。
 アテネ五輪で頂点に立てなかった悔しさをバネに精進を重ね、さらに下半身の強さに磨きをかけたのだろう。右ヒジを痛めるというアクシデントを感じさせない堂々たる世界一だった。
 おめでとう!。泉は、まだまだ強くなりそうだ。

 81キロ級銅メダルの小野卓志の奮闘も見事だった。
 敗者復活戦にまわりながらも、勝ち続けた精神力はすごい。
 トーナメント戦では、負けてもらう銀メダルより、最後に勝ってもらう銅メダルの方がうれしいというが、小野が勝って手に入れた銅メダルは、今後の自信につながるはずだ。

 逆に決勝戦で負けて銀メダルに終わった女子63キロ級の谷本歩実は悔しいだろう。
 相手のスピードと「組んでから技を出すことより相手を仰向けに倒すことを優先する」野性的な柔道に不意を衝かれた感じだ。でも、頑張った。ぜひ、リベンジを果たしてほしい。

 アテネ五輪女子70キロ級の上野雅恵は本来のリズムが出せなかったようだ。こういう時もある。

posted by アイザワ at 01:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月09日

野球日本代表、今のところ予選リーグ2位

 3ヶ月ぶりに草野球。久々で炎天下の試合はキツく、疲れた〜。でも、その後のビールの一杯目は、ク〜ッ!!ときた。
 でも、世界柔道があるから酒宴はほどほどにして帰宅。しっかり男女重量級の試合を見た。
 念願だった100キロ級での金メダル獲得を成し遂げた鈴木桂治選手、おめでとう!
 銀メダルに終わったが、100キロ超級の棟田康幸選手、女子78キロ級の中澤さえ選手、銅メダルの女子78キロ超級の塚田真希選手も頑張った。拍手を送りたい。

 ところで、前にも書いたけど、オランダでもうひとつの世界一決定戦が行われている。
 野球のワールドカップだ。
 新聞も報道はしているけど、扱いが小さくて気づかない人も多いだろうから、8日現在の予選リーグの成績を書いておく。
 日本が入っているBグループの大会5日目が終わった時点の順位は

 1位 アメリカ    4勝0敗
 2位 日本      4勝1敗
 3位 ニカラグア   3勝0敗
 4位 プエルトリコ  3勝2敗
 5位 チャイニーズタイペイ 2勝2敗
 6位 オーストラリア 2勝2敗
 7位 スペイン    1勝4敗
 8位 コロンビア   0勝3敗
 9位 チェコ     0勝5敗

 というわけで日本は2位につけている。予選リーグBグループ9ヵ国中、上位4位までが決勝トーナメントに進めるから、今のところいい感じで来ているが、明日からはオーストラリア、アメリカ、ニカラグアという気の抜けない相手との対戦がある。決勝トーナメント進出、それもAグループの比較的楽な相手と当たるために1位か2位での通過を願っている。頑張れよ〜!

 それとスポーツ好きの人は、注目されなくてもこうして頑張っている日本代表の選手たちがいることを覚えておいて欲しい。




posted by アイザワ at 01:57| Comment(1) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

巨人・桑田のブログに考えさせられた

 7時からはキリンカップ・日本−ホンジュラス戦をテレビ観戦。親善試合のせいか、全体的にマークが甘く散漫な印象。5−4というスコア通り、大味な試合だった。スタジアムにいた人は、ゴールシーンが沢山見られて、楽しかっただろうけど…。

 その後は頭を使わないで済む仕事をしながら、ラジオで阪神−中日首位攻防戦を聴いた。両チームのファンでもないのに、ラジオ中継を聴くというのは変だろうか。でも、実況を聴くだけでも緊迫感が伝わってくるいい試合だった。映像が見たかったゾ。

 ところで今日の日記は、それがテーマじゃない。
 巨人のサイトにある桑田のページに書かれた「沈黙そしてもう、うんざり」という文章を読んで考えさせられたことを書く。

 桑田は怒っていた。
 相手はマスコミ。今、写真誌に追いかけられているらしい。
 今季の桑田は絶不調。いまだに勝利はなく、「もう限界」とか「巨人から戦力外通告をされるのでは」とか言われるようになった。写真誌は桑田を追いかけて、酒でも飲んでいたら写真を撮って「そんなこと、してていいの?」なんて記事を作ろうとしているのだろう。
 桑田は「生活がかかっているから、その人たちを責めてはいけないと思うけど」といいながらも、「精神的苦痛は大きい」と書いている。

 また、新聞やテレビにも苦言を呈している。
 桑田はまだ、現役でプレーを続けたいと思っている。その思いが強い分、今季の不振はこたえているようで、苦しい胸の内を正直に吐露している。だが、マスコミは、そんな桑田の心に土足で踏み込むように、限界を感じないか、といったことを聞きにくるようだ。
 それに対して桑田は怒っている。野球選手がここまで本音を語るのかと驚くくらいに怒っている。

 私もマスコミの片隅に身を置く人間だから、この構図はよくわかる。
 メディア側は、より刺激のあるニュースがあった方が注目され、売れゆきがよくなると思っている。「引退する」なんてコメントを取れたらスクープだ。また、スキャンダラスな行為でもあれば、ここぞとばかりに叩く。私も、そういう仕事をしたことがあるから、よくわかる。
 当然、選手の側は不愉快だ。悪いことは書かれたくないから、マスコミとの接触を避けるようになる。時には邪険に扱うこともある。メディア側は、それを根に持ち、さらに悪く書こうとする。とくに桑田は巨人入団時のいきさつや副業による借金など、ダーティイメージがある選手。メディア側には叩いてもいいという感覚がある。

 だが、私はそうしたメディアの体質に、どこか違和感がある(私は選手のスキャンダルを取材したことがあるし、偉そうなことを言える立場ではないが)。

 私は選手とメディアの関係は、基本的にイーブンだと思っている。メディアはスポーツがなければ、選手が活躍してくれなければ仕事が成立しない。選手は、メディアが取り上げることで注目され人気を得る。持ちつ持たれつ、共存共栄の関係なのだ。
 別にきれい事を書く必要はない。選手はプレーに集中していればいい。メディアはそれを忠実に報じればいい。
 ところが、今の選手とメディアの関係はイーブンとはいいきれない。選手に日の出の勢いがあればメディアは持ち上げまくる。選手も勘違いして偉そうになる。しかし、いったん落ち目になると、メディアは容赦なく叩き、選手は落ち込む。ホントに偉そうなことは言える立場ではないが、この構図、なんか変だと思う。

 桑田は野球に関しては文句のつけようがないセンスの持ち主だ。そのうえ練習熱心、自己管理も完璧。桑田に憧れ、プロまで駆け上った選手も少なくない。野球界の功労者だ。だったら、素直にその功績は認めるべきなのだ(好き嫌いは別にして)。現役に賭ける思いを受け止めるべきなのだ。

 今日、桑田の心の叫びを読んで、改めてそのことを考えさせられた。
 カッコをつける気はない。いいコになるつもりもない。ただ、桑田の文章は、マスコミで仕事をするうえでの自戒にしたいと思う。

 桑田はこの文章の最後を「この苦しみから何かを学び、見い出し、もう一度花を咲かせたい」と結んでいる。
 私はとくに桑田のファンではないけれど、その言葉通り花を咲かせて欲しいと思うようになった。

 




posted by アイザワ at 02:05| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月07日

巨人の大いなる勘違い、星野への監督就任要請

 星野仙一阪神シニアディレクターの巨人監督就任話が、現実味をおびてきた。
 阪神・久万オーナーが就任要請があったことを認め、巨人はそのために10億円を用意しているとも伝えられている。
 仰天人事だから、新聞などは大騒ぎで成り行きを報じているが、記事を読むたびに開いた口がふさがらなくなる。

 そもそもファンの誰が、星野が巨人の監督になることを望んでいるのか。

 各球団のファンの気持ちは、おおむね次のようなものではないだろうか。

巨人ファン=星野は打倒巨人の野球人生を歩んできた憎っくき存在だ。プロ野球の王道を歩んできた(と思っている)巨人が、OBを監督にするという伝統を破って外部招へいすること自体、抵抗感があるのに、こともあろうにそれが星野というのはとても認められない。原辰徳という人材がいるのに何故?という思いもある。もし、星野が巨人の監督になったら、ファンを辞めると決めている人も少なくないはずだ。

阪神ファン=星野は最下位続きだった阪神を2年で優勝させた救世主。ずっと監督をやってもらいたかった。が、健康上の理由でやむなく岡田にバトンタッチし、シニアディレクターになった。そこに男の美学を感じて信奉してきた。ところが今回、巨人から監督要請があると、まんざらでもなさそう。「健康問題の方はどうなったんや」と突っ込みたくもなる。また、巨人は特別な存在。優勝はできなくても、阪神が巨人に勝てばうれしいというのが阪神ファンのメンタリティだ。それほど敵視している巨人の監督にもしなったとしたら「裏切りもんや!」と大ブーイングが起きるのは必至。

中日ファン=阪神の監督になった時点で気持ちは離れている。といって、巨人の監督になるのは、あまりいい気分ではない。

ヤクルト・横浜・広島ファン=アンチ巨人という部分で共鳴できた部分はあるが、しょせん、どうでもいい人。客観的な立場で面白がっているが、別に巨人の監督になって欲しいとは思っていない(私の立場はここ)。

パリーグファン=パリーグ球団を応援しているのはコアなファンが多く、星野のことは一野球ファンとして興味はあるが、一番の関心事は自分が応援する球団。セリーグがどうなろうと関係ないというスタンス。

 ということで、星野の巨人監督大歓迎という人がいるとすれば、テレビによく映って知っている選手がいるからなんとなく巨人が好きという「うっすら巨人ファン」だけだろう。
 親会社の読売や巨人の経営陣は、こうしたファンの空気を読めずに、星野という劇薬でチームを生き返らせようと考えたわけだ。

 彼らは、巨人が強ければ、ファンは戻ってくると思っている。
 巨人が強くなければ、読売新聞の拡販に威力を発揮した巨人戦チケットの価値が落ちる、巨人戦の視聴率が落ちると思い込んでいる。つまり、営業的見地から、巨人を強くしてくれそうな星野を引っ張ってこようとしているわけだ。たしかに拡販用巨人戦チケットを喜ぶ人の多くは、うっすら巨人ファンだ。でも、そういう人たち自体が少なくなっている。
 プロ野球が巨人中心でまわっていた過去の栄光が忘れられないのだろう。発想が古いのだ。

 この騒動、ファンの気持ちをまったく顧みず商売優先で生き残ろうとしている読売(ナベツネ)の大いなる勘違い。
 私はそう見ている。

 




posted by アイザワ at 01:40| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

ニューオリンズが荒廃していくのを見るのはツラい

 ハリケーン「カトリーナ」に襲われたニューオリンズが大変なことになっている。
 今日見たニュースでは、銃撃戦の映像が流された。
 人心が荒廃しているのだろう。略奪などが横行し、治安は悪化する一方だという。
 人々は生きていくための戦いを始めたのだ。

 ニューオリンズはジャズの街として知られるが、スポーツの街でもある。NFLにはセインツ、NBAにはホーネッツというチームがある。
 3年前にはNFLのスーパーボウルがこの街で行われて、私も衛星中継を見た。
 試合が行われたのは今回の避難所にもなったスーパードーム。ペイトリオッツとラムズの対戦だった。試合は20対17の僅差で、手に汗握って見た記憶がある。ハーフタイムショーもきらびやかだった。
 ニューオリンズに行ったことはないが、そんなゲームが行われた街が、同じゲームに酔いしれ盛り上がった人たちが、荒んでいくのを見るのはツラい。
posted by アイザワ at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月04日

NHKにもひとこと言いたい

 今日は仕事の合間にテレビでスポーツ観戦。
 東京では地上波3局でプロ野球、2局でプロゴルフをやっていたが、私は敢えてNHK・BSで中継した世界ボート選手権を見た。
 インターハイのボート競技を見たばかりで、その面白さを知ったこともある。それに、なんたって世界選手権。世界一の称号を得るために各国の代表選手が死力を尽くすのだ。しかも、行われる会場は日本の長良川。見逃せない要素はいっぱいあった。

 競技は見ごたえがあった。インターハイでもトップレベルの選手のパフォーマンスは感動ものだったが、世界選手権のそれは次元が違う。オールさばきは力強く、美しい。また、駆け引きも興味を引いた。スタートに猛ピッチでリードをとり、逃げ切ろうとするチームがあると思えば、体力を温存し、ラストに勝負をかけるチームもある。状況に応じて、ピッチを自在に変える技術、選手たちの必死の形相…。競技にかける思いが伝わってきて感動した。
 
 中継もよかった。アナウンサーは民放のように絶叫することなく冷静に実況していく。だから、画面に集中できる。映像も、レースの模様を横から映すだけでなく、時に選手の顔を映して、熱さを伝えていた。おそらくボート中継のスペシャリストがいて、その方法論が生かされたのだろう。
 やっぱり、なんだかんだ言っても、スポーツ中継はNHKが安心して見ていられる。

 ただし、スポーツ中継に関してはNHKにも言いたいことがある。
 インターハイをなんでもっと中継しないのか、ということだ。
 今年も中継はしていたが、陸上、競泳、バレーボール、バドミントンなどのほんの一部。それ以外の競技は放送しなかった。
 NHKはインターハイを後援している。インターハイは33もの競技があるから、すべてを中継するのは大変かもしれないが、決勝戦ぐらいは放送してもいいのではないか。それが無理なら、結果を伝えるダイジェスト番組ぐらいはやってほしい。
 NHKには、視聴率をあんまり気にしなくていい教育テレビがある。BSもある。インターハイのマイナー競技だって、全国大会に出てくる選手は必死で競技に打ち込んでいる。それを熱心にサポートする親をはじめとする周囲の人もたくさんいる。選手たちの頑張りを見たい人がいっぱいいるのだ。高視聴率は望めないかもしれないけど、放送する価値は十分あると思う。

 NHKは受信料拒否に頭を悩ませている。問題解決のために受信料拒否者には法的手続きを取るという力技も検討しているという。だが、それをしたらかえって反感を買うばかりではないか。
 そんなことをするよりも、人々の見たいものを察知し、視聴率を気にせず見せる。そういう地道な積み重ねが信頼回復につながるのではないだろうか。

 私だったら、インターハイのすべての競技の決勝を放送してくれたら、喜んで受信料を払うな。
 そんな私は特殊か?
 
 
posted by アイザワ at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ワールドカップが開幕した。「野球の」だけど…

 野球のワールドカップが開幕した(オランダ・9月2日〜17日)
 日本代表は、この大会で優勝を目指して戦う。

 といっても、知っている人はほとんどいないだろうな。
 まず、野球のワールドカップというと、来年3月に行われる予定の「ワールドベースボールクラシック(WBC)」のことだと思われている。WBCはメジャーリーグが音頭をとって始められる大会で、メジャーリーガーも出場する。他の国もプロを中心にチームを組む予定で、たしかにこっちの方が話題性はある。

 だが、正式なワールドカップは今行われている方だ。歴史もあって、今回で36回を数える。
 出場する日本代表は、昨年アテネ五輪で銅メダルを獲った長嶋ジャパンの後継チーム。ユニフォームも同じものを着ている。
 しかし、監督は長嶋さんじゃないし、選手もプロはひとりもおらず、ほとんどが社会人野球からの選抜だ。というわけで、まったく注目されない。

 そうはいっても去年と今年、たった1年でこの落差はなんだ、と思う。
 アテネ五輪では、日本は王者キューバに勝てるか、メダルは獲れるか、固唾を飲んでテレビを見ていた人は多いはずだ。今回も、予選では去年苦杯をきっしたオーストラリアと当たるし、決勝トーナメントに進めばキューバと当たる。頂点を目指す国と国との真剣勝負ということでは変わりはないのに、テレビも新聞もしっかり報じない(中継はCSで予選の後半と決勝トーナメントに日本が進んだ場合だけやる)。

 日本代表の選手たちは、そんなメディアを見返すためにも頑張って、ぜひ世界一になってもらいたいものだ。



posted by アイザワ at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月03日

ついに来た。巨人戦が深夜の録画放送になる日

 今日の巨人−広島戦(フジテレビ)が深夜1時35分からの録画放送になった。
 優勝が決まってもいないこの時期に、こういう措置が取られるのはプロ野球界にとっては大事件といえるだろう。

 当のフジテレビは「雨で中止になった試合が繰り上がりで入ってきたため、通常のバラエティ番組を優先せざるを得なかった」と取りつくろっているが、巨人戦が昔のように20%以上の視聴率を稼いでいれば、こんな判断はしていないはずだ(最下位争いだし)。

 この2回ほど、プロ野球の球場が時代にそぐわない殿様商売をしているため気軽に観戦できなくなっていることを書いてきたが、テレビ(地上波)でも、こんな措置が取られるようになると、ますますプロ野球離れが加速しそうだ。

 もちろん今でも熱心なファンはいる。安い外野席に毎試合のように通い熱烈応援している人たち、それと12球団の中では例外的に常に球場が観客で埋まる阪神タイガースとソフトバンクホークスのファンだ。
 が、野球は好きだけど、そこまでは熱くなれないというレベルの人たちは、どんどん離れていくに違いない。
 野球人気を支えてきたのは、この層だ。今、この部分を大事にすることを考えなければ、取り返しのつかない状況になると思うのだが。



posted by アイザワ at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月02日

球場・球団の殿様商売、その2

 都市対抗野球決勝、三菱ふそう川崎−日産自動車を観てきた。
 両チームには取材をした日本代表選手も多い。その関係で観ることになったのだ。
 試合は追いつ追われつの緊迫した展開。どちらも選手総動員で戦い、6−3で三菱ふそうが優勝した。見ごたえのある好ゲームだった。

 前日書いたばかりの東京ドームへ行ってきたわけだが、ネット裏の特別席は2400円。この料金なら、まあ順当なところか。でも、プロ野球のように知名度のある選手はいないわけだし、社会人野球を見慣れていない人からしたら、割高に感じるかもしれない。
 球場内の飲食物は前記したように高いのでパス。試合後、一緒に観戦した仕事関係者と一杯飲った。その人も球場内の物価の高さには、あきれていた。

 で、前日の話の続き。
 プロ野球の人気が高かった頃は年間指定席が飛ぶように売れていた。ネット裏や内野席の前の方の特等席を1シーズン分買い切ってしまうもので、1席何十万円もする。それを企業が交際接待費や福利厚生費の名目で買っていた。お得意さんへの接待に使っていたのだ。

 招待された側は、無料で野球観戦できるわけだ。人間ってセコいもので、そういう時は気が大きくなる。入る時に払うべき5千円を払わなくて済んだんだから、「その分、飲んでもいいだろう」ってビールが市価の2倍以上だろうが、どんどん飲む。ビール一杯800円という価格設定は、その頃の名残りなのだ。

 ところが球団関係者に聞くと、最近は年間指定席が売れなくなったという。バブルがはじけ、不景気になり、接待というものが成立しなくなった。そんなもので仕事の受注発注が決まる時代ではなくなった。当然、ネット裏や内野席はガラガラになる。ビールも売れなくなる。
 そういう時代の流れを察知せず相変わらず殿様商売を続けているのが、球場と球団なのだ。

 今も熱烈な応援団がいる外野席は多くの人が入っている。
 ここは入場料が安い。その球団が大好きで、ホームゲームは毎試合でも応援したい熱心な人たちで埋まる。そのため、内野席はガラガラ、外野席はギッシリという光景が、どの球場でも当たり前になりつつある。

 この光景を直視すれば、入場料も球場内の物販の価格設定も時代に即してないことぐらい分かりそうなものなのに…。
 試合観戦後の酒席は、そんな話で盛り上がった。




posted by アイザワ at 01:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。