2005年09月02日

球場・球団の殿様商売、その2

 都市対抗野球決勝、三菱ふそう川崎−日産自動車を観てきた。
 両チームには取材をした日本代表選手も多い。その関係で観ることになったのだ。
 試合は追いつ追われつの緊迫した展開。どちらも選手総動員で戦い、6−3で三菱ふそうが優勝した。見ごたえのある好ゲームだった。

 前日書いたばかりの東京ドームへ行ってきたわけだが、ネット裏の特別席は2400円。この料金なら、まあ順当なところか。でも、プロ野球のように知名度のある選手はいないわけだし、社会人野球を見慣れていない人からしたら、割高に感じるかもしれない。
 球場内の飲食物は前記したように高いのでパス。試合後、一緒に観戦した仕事関係者と一杯飲った。その人も球場内の物価の高さには、あきれていた。

 で、前日の話の続き。
 プロ野球の人気が高かった頃は年間指定席が飛ぶように売れていた。ネット裏や内野席の前の方の特等席を1シーズン分買い切ってしまうもので、1席何十万円もする。それを企業が交際接待費や福利厚生費の名目で買っていた。お得意さんへの接待に使っていたのだ。

 招待された側は、無料で野球観戦できるわけだ。人間ってセコいもので、そういう時は気が大きくなる。入る時に払うべき5千円を払わなくて済んだんだから、「その分、飲んでもいいだろう」ってビールが市価の2倍以上だろうが、どんどん飲む。ビール一杯800円という価格設定は、その頃の名残りなのだ。

 ところが球団関係者に聞くと、最近は年間指定席が売れなくなったという。バブルがはじけ、不景気になり、接待というものが成立しなくなった。そんなもので仕事の受注発注が決まる時代ではなくなった。当然、ネット裏や内野席はガラガラになる。ビールも売れなくなる。
 そういう時代の流れを察知せず相変わらず殿様商売を続けているのが、球場と球団なのだ。

 今も熱烈な応援団がいる外野席は多くの人が入っている。
 ここは入場料が安い。その球団が大好きで、ホームゲームは毎試合でも応援したい熱心な人たちで埋まる。そのため、内野席はガラガラ、外野席はギッシリという光景が、どの球場でも当たり前になりつつある。

 この光景を直視すれば、入場料も球場内の物販の価格設定も時代に即してないことぐらい分かりそうなものなのに…。
 試合観戦後の酒席は、そんな話で盛り上がった。




posted by アイザワ at 01:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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