2005年11月10日

トリノ・オリンピックまで、あと3ヶ月ちょっとだというのに…

 今日はエキスパートレベルのアルペンスキー指導者と飲んだ。彼がアドバイスしている選手には、日本代表クラスもいる。そうした選手は、コンマ1秒でも速く滑るために、どんな努力をしているかといった話が聞けて面白かった。
 たとえば、体重調整。重力に従って滑り降りるアルペンスキーでは体重が重いほど有利だ。ただし、重くし過ぎると体をコントロールできなくなる。足や腰にも負担がかかる。体重は重くするのだが、それはその選手が制御できるギリギリのところまで。その最良のポイントを探し出し、体重コントロールをしているのだそうだ。単に体力の強化を図ったり、技術の向上を目指して練習しているだけではない。最高のパフォーマンスを試合で行うために、目に見えない部分での努力が続けられているのだ。
 
 ちょうど今はシーズンイン直前。ウインタースポーツの選手たちにとって、一番気合が入る時期だ。これからの頑張り次第で、トリノ・オリンピックの成績も変わってくる。しかし、スポーツマスコミは彼らのことをほとんど取り上げない。過度な干渉はプレッシャーになることもあるが、適度に取り上げることは選手の励みになるのに。そもそも、あと3ヶ月後に冬季オリンピックが開かれることも知らない人が多いもんなあ。
 結局、盛り上がるのはオリンピックが開幕してからで、メダルの数だけで一喜一憂することになるのだろう。オリンピックを目指す選手がどれだけの努力を積んでいるかを報じ、開幕が待ち遠しくなるような盛り上げを図るのも、新聞やテレビの仕事のはずだが…。
 現場のスキー指導者の話を聞いて、そんなことを思った。
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2005年11月08日

トマト、コンビーフ、魚肉ソーセージ、クラッカー、牛乳

 ここのところ昔の話を書くことが多いせいか、頭の中はすっかり「過去振り返りモード」だ。
 ひとつの記憶が、また別の記憶をよみがえらせる。あんなこともあった、こんなこともあったと、頭の中で同窓会の会話をしているような状態だ。そんな思考を続けていたら、ふと食べたいメニューが浮かび上がってきた。トマト、コンビーフ、魚肉ソーセージ、クラッカー、牛乳だ。
 40代半ば以上なら、分かる人もいるだろう。ドラマ「傷だらけの天使」のオープニングで主人公のショーケンが食べていた朝食だ。
 オープニングのすべてが食べるシーンだった(フラッシュバックのようにショーケンが走ったりするシーンが挿入されていたと記憶するが)。目覚めたショーケンが、いきなりトマトをガブリ。コンビーフを缶のままガブリ(なぜか缶はすでに開いていた)。新聞紙をナプキンがわりに首にはさんで、またトマトをガブリ。それが口に残っているうちに魚肉ソーセージのビニールを食いちぎってガブリ。クラッカーを一枚食べて、それを牛乳で流し込む。そんなシーンだった。
 どの味も知っているし、ショーケンも美味そうに食べているわけではない。だが、そのシーンを見ているうちに、無性に同じものを同じように食べたくなった。食べれば、主人公のようなアナーキーなパワーが出るような気がした。
 で、実際に何度かやってみたことがある。
 荒っぽく粗雑な味だった。栄養的にもメチャクチャだ。でも、なぜか元気が出たような気がした。

 よし、昼飯はこのメニューを食って、元気を出そう!
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追悼 本田美奈子さん

 本田美奈子さんが、38歳の若さで亡くなった。
 本田さんには会ったことがある。取材ではなく、ささやかな遭遇だが。
 もう10年以上も前のことだ。私は、ある雑誌編集部で徹夜仕事をしていた。担当編集者は原稿の仕上がりを待ちくたびれてマージャンをしに行ったまま帰ってこない。いくつかの編集部が同居している大きな部屋にいるのは私ひとり。原稿は遅々として進まず、夜が明けた。それでも眠気と闘いながら、原稿用紙に向かっていた。
 8時をまわった頃だ。ひとりの女性が「おはようございま〜す」と言って、部屋に入ってきた。
 私しかいないのだから、対応に立った。
「○○(雑誌名)の○○さん(編集者名)、来られていますか?」と女性。
 隣の編集部の編集者を訪ねてきたようだが、人の気配がなかったので「まだ、来てないみたいですけど」と答えた。その時、女性の顔を見て驚いた。本田さんだったのだ。
 アイドルがたったひとりで目の前に立っている。しかも、こんな早朝に。
 あり得ない事態に呆然とした。どう対応していいかも分からなくなり、言葉が出ない。
 すると本田さんは「あっ、いいです。私、約束の時間より、かなり早く来ちゃったみたいだから、どこかで待たせていただきます」と言った。
 その言葉に私は我に返り、編集者が来ればすぐ分かるソファまで案内した。
 本田さんとの遭遇はこれだけ。時間にすれば1〜2分というところだ。

 たぶん隣の編集部で本田さんの撮影があったのだろう。が、何かのアクシデントでマネージャーが遅れることになった。で、本田さんがひとりで訪ねたところ、編集者は来ておらず私しかいなかった。そんな状況だったのだ。その後、しばらくしてソファの方角から、話し声が聞こえてきた。複数の声が聞こえたから、編集者やマネージャーが集合したのだろう。そのグループはすぐに出かけていった。

 こんなささやかな遭遇だが、本田さんの印象は強く残った。
 芸能人や人気プロスポーツ選手など不特定多数の人を相手に仕事をしている人は、ある種のバリアのようなものを身につけている。フレンドリーな対応をしているようでも、どこか一線を画している。公的な顔を守り、私的な部分には立ち入らせないといったらいいだろうか(これは人柄とは関係なく、有名人の習性のようなものだ)。
 ところが、私が会った本田さんにバリアは感じなかった。ごく自然にあいさつをし、真っ直ぐにこちらを向いて話す。困っていると気遣いの言葉をかけてくれる。ちゃんとした敬語を織り交ぜた言葉使いも好感が持てた。もちろんオーラはある。が、近寄り難いと思わせるものではなかった。

 本田さんが出現したおかげで眠気は吹っ飛んだ。そして、なんか温かな気持ちになった(原稿どころじゃなくなったが)。
 もちろんファンになった。CDを欠かさず買うというような熱心なファンではなかったが、いつまでも第一線で活躍して欲しいと思っていた。
 だから、訃報を聞いた時は衝撃を受けた。
 たった1〜2分の遭遇で、これだけ心をつかんでしまう人なのだから、仕事などで密接な関係にあった人の悲しみは大きく深いに違いない。

 ご冥福をお祈りします。
 
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2005年11月07日

元祖!大食い王決定戦を見た

 今日のスポーツ観戦レポートは「大食い王決定戦」だ。
 えっ?、大食いなんてスポーツじゃない?
 でも、肉体を限界まで使い、ガチンコ勝負をするという点では一種のスポーツだと思うんだけどなあ。
 「大食いを競うことに何の意味がある」と嫌う人も少なくないだろうが、私は好きだ。

 私も若い頃は結構大食いで、チャレンジャーになった経験がある。
 あるタウン誌のライターをしていた時のことだ。大食いチャレンジの店を紹介する企画で、実際に成功できるものかどうか、チャレンジャーを立てて勝負仕立ての読み物にしようというものだった。
 食べるのはラーメン。麺5玉、スープは1升ビンに1・5本分。これを20分以内に、スープまで一滴も残さずに食べきったらお客の勝ちで、無料になるうえ、お食事券をもらえるというものだった。
 私は編集部代表、対する一般のチャレンジャーはふたり。編集者の人脈から連れてきた東大の柔道部員だった。別に編集部の期待を背負うという意識はなかったが、相手の「東大」+「体育会柔道部」という肩書きが私の負けん気に火をつけた。チャレンジが成功するかどうかはともかく、彼らには絶対負けられないと思った。

 出てきたのは洗面器大の丼に入った特大ラーメン。見ただけで威圧感がある。
 スタートの合図とともに20分間にセットされたタイマーのスイッチが押された。
 相手の2人は、東大とはいえ柔道部員だけあってガタイはいい。現役体育会の食欲はものすごく、相当なペースで食べ始めた。私も早食いの方だが、勢いでは負ける。同行した編集者もカメラマンも、その他の客も「ダメだな、コイツは」という目で私を見ていた。
 だが、10分を過ぎた頃、ふたりの東大生の食べる勢いが鈍り始めた。そして15分過ぎには完全に箸が止まった。私は根性で食べ続けて、ついに逆転。残り3分のところで、スープを残すだけとなった。あとは一気に飲み干せばいい。だが、胃袋はすでに限界に近く、少しずつしか入っていかない。で、あとひと口のところで非情にもタイマー音がなった。
 チャレンジは失敗した。が、個人的には東大の柔道部員に勝てたことが嬉しかった。

 20代の頃は、こんな体を張った仕事をしていたのだ。だから、大食い王決定戦のチャレンジャーにシンパシーを感じるのかもしれない(レベルは全然違うが)。

 「大食い王決定戦」の勝負は大本命の白田が、よもやのリタイヤ。医者の西山(昔は射手矢という名前だった)と若い山本の一騎打ちになり、大食い界のニュースター・山本が競り勝った。見ごたえのある勝負だった。
 それにしても、あんなに大食いしているのに、なんでチャレンジャーたちは痩せているのだろう(燃費悪すぎ!)。勝負が終わった後も、お腹が膨らんでいないのが不思議だ。いずれにしても彼らは超人だ。
 今は亡き消しゴム版画家のナンシー関さんが、大食い番組が好きでコラムに的確な論評を書いていたが、彼女ならこの勝負についてどんな表現をしただろう。読みたかったゾ。
 
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2005年11月06日

壮絶な消耗戦、ナビスコカップ決勝は見ごたえがあった

 今日は悩んだ。日本で初めてのプロバスケットボールリーグ・bjリーグが開幕する。テレビ中継はないから、観戦するには会場に行くしかない。東京アパッチ−新潟アルビレックス戦が行われる有明コロシアムなら行けるし、当日券もあるらしい。行こうかと悩んだ。
 だが、家にいれば、ナビスコカップの決勝が見られる。マイナーだが、テレビ埼玉で全国高校ラグビー・埼玉県予選準決勝もチェックできる。bjリーグは今後も見に行ける。シンパシーを感じる埼玉ブロンコスのホーム、所沢市民体育館で見ることを決断して、家にとどまる安易な方の選択をした。

 でも、家でテレビ観戦して正解だと思った。ナビスコカップの決勝・ジェフ千葉−ガンバ大阪戦は、それほど凄い試合だった。
 どちらが勝っても初めてのタイトル獲得。それにかける選手の気持ちが、ビンビン伝わってくる好試合だった。とにかく最初から全開モードの闘志あふれるプレーが見られた。おかげで、延長に入ると、足をつる選手が続出。壮絶な消耗戦になった。
 私も草サッカーをやっているから分かるが、足をつるのは切ない(レベルは天と地ほど違うから、一緒にはできないが)。頭ではボールを追いかけなきゃと思っているのに、体が動いてくれない。
 草サッカーなら、すぐに×のサイン出して交替だけど、プロはそういうわけにはいかないもんな。
 とにかく、ヨレヨレになりながら、必死でボールを追う選手の姿には感動した。
 結果はPK戦でジェフの勝利に終わったが、PKは運にも左右される。一瞬も目が離せない緊迫した試合を見せてくれた両チームには心から拍手を送りたい。

 ところで、その合間に見た高校ラグビー・埼玉県予選も結構面白かった。とくに健闘を見せたのは、好素材が集まりにくい進学校・浦和高と春日部高。それぞれ、深谷高、熊谷工という強豪を相手に、ひけをとらないプレーを見せた。やっぱり高校ラグビーは面白いゾ!
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2005年11月05日

祝 選抜大会出場確定! 八重山商工が最高のお手本を示してくれた

 秋季高校野球・九州大会で日本最南端の高校、八重山商工が準優勝し、来春の選抜の出場を確定させた。
 所在地は離島の石垣島。もちろん野球留学生などいない。中学生対象のポニーリーグ世界大会で3位になった「八重山ポニー」の指導者だった伊志嶺吉盛氏が監督を務め、エース大嶺は世界3位ピッチャーという条件は揃っていたものの、ナインはすべて島内出身者だ。離島だから練習試合も満足にできないだろうし、モチベーションを維持するのも難しいだろう。そんなチームが甲子園の常連、明豊(大分)や延岡学園(宮崎)を破って九州のナンバー2になったのは、快挙というしかない。
 また、決勝戦の相手で優勝した清峰(長崎)も野球留学生を受け入れず、地元出身者で固めたチームだ。今夏の全国選手権大会では初出場にもかかわらず、愛工大名電(愛知)、済美(愛媛)という強豪を破り、ベスト16になった。つまり、秋の九州・高校ナンバー1決定戦は、野球留学生なしの2校で争われたわけだ。

 野球留学生の問題が、今盛んに議論されている。選手権の開会式で文部科学大臣が疑問を呈し、高野連も実態調査に乗り出した。それに対して私は「何をいまさら」と以前の日記で書いた。野球留学なんて、はるか昔から行われているし、今では当たり前。この流れは止められないという理由からだ。そして、全国から好素材を集めて、勝利という「結果に意味を求める高校」と、与えられた条件でできる限りのことをする「過程に意味を求める高校」があることを知ったうえで見ればいいのではないかと書いた。
 この見方でいえば、八重山商工と清峰高校は、過程に意味を求める高校だ。
 過程に意味を求めるといっても、負けてもいいということではない。勝利という目標があって、そのために精一杯のこと(練習など)をするのが過程だ。
 その過程を大事にすることが勝利につながり、選抜大会出場をつかんだのが、八重山商工であり清峰高校だ。素材は並でも、あきらめずに努力すれば、野球留学生がいる高校とも対等以上の戦いができるというお手本を示してくれたのだ。

 文部科学大臣や高野連が上から「野球留学は問題だ」とか言っても事態は変わらないだろう。だが、八重山商工や清峰高がこのような見本を示せば、厳しい状況に置かれ、甲子園など夢のまた夢とあきらめている高校も希望が持てる。野球留学のあり方を見直すきっかけになるかもしれない(それでも、野球をはじめとするスポーツ留学は現状通り続くだろうが)。
 その意味でも、甲子園出場を決めた八重山商工と清峰高には拍手を送りたい。
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2005年11月03日

剣道日本一決定戦は見ごたえがあった

 今日は全日本剣道選手権を見た。
 剣道は、見て楽しむには年季が必要な競技だ。剣先が相手をとらえていても、1本になる場合とならない場合がある。打ち込んだ側と打ち込まれた側の体勢などで1本かどうか判断するようだが、私はまだ、正確に判断できる眼を持っていない。だが、それでも、観ていると引きつけられるものがある。

 とくに私が注目するのは、戦う両者のボディコントロールだ。全日本選手権の上位までくると、どの選手も体の使い方がうまい。相手と向かい合えば、どうしたって緊張する。ツバ競り合いの状況では力も入る。だが、素早く正確な動きをするためには力が抜けた状態、自由奔放に動ける体勢を作ることも重要だ。それには気持ちも充実していなければならない。リラックスしていながら、神経がピーンと張り詰め、隙がない状態といったイメージだろうか。
 それが優勝した原田悟六段には感じられた。
 決勝での相手、初出場の内村良一四段も、いい動きをしていたが、勢いに乗ってここまで来たという感じがあった。初出場と、9回目の出場で過去に何度も悔し涙を流した選手の差か。
 ともあれ、この対決には奥深いものがあった。
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Jリーガーもツラいのだ

 あるJリーグチームのファンクラブ誌の仕事をしていたことがある。チームや選手の近況を取材するために月に2〜3回、合宿所に足を運んだ。
 その合宿所に重〜い空気が漂い始めるのが、ちょうど今の時期、11月に入る頃だ。
 リーグ戦の結果が見えてくる今、チームの上層部はすでに来季のチーム作りを模索している。
 その構想から外れた選手は、この時期に戦力外通告を受ける。つまり解雇されるのだ。不調で試合に出られなかった選手、出ても期待外れに終わった選手は、いつその通告が自分にくるか、ビクビクしていた。
 戦力外通告は好成績を収めたチームにもある。だが、低迷したチームには大量解雇もあり得る。私が取材していたチームはその年、期待を裏切る成績だった。勝てないのだから、ただでさえ雰囲気は暗いのだが、多くの選手はその責任を取らされて解雇されるのではないかと沈んでいた。

 サッカーが好きで好きでたまらない連中だ。プロになれるぐらいだから、技術的にはとんでもなく秀でている。少年サッカー、中学、高校、大学…、常にエースとして活躍していた選手たちなのだ。が、Jリーグまで来ると、さらに上をいく選手がいる。その現実に直面し、失格のらく印を押されることにおびえる。大好きなサッカーができなくなるかもしれない葛藤が頭から離れず、ナーバスになっている。
 選手と接していると、その心境が痛いほどわかる。だから、この時期は取材する側もピリピリして、まともな取材はできない。
 今はもうファンクラブ誌の仕事はしていないが、この季節になると、不安な気持ちを抱えている選手がたくさんいることを、つい考えてしまう。

 華やかに見えるJリーグにも、こんな陰の部分がある。たぶん、今夜も不安で眠れない選手がいるはずだ。
posted by アイザワ at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月02日

ショック! 女子高生が母親を毒殺しようとするなんて…

 今、別に作っているデータベースHP用の高校スポーツの成績集計をやっている。単調な作業だが、高校生アスリートが頑張っている姿を思い浮かべながら集計するのは結構楽しい。
 当面の原稿の締切りも一段落したことだし、ラジオを聴きながら淡々と作業をしていた。
 そこに飛び込んできたのが、静岡県の16歳の女子高校生が母親を毒殺しようとした事件の報道だ。この事件は朝のニュースで知っていたが、ラジオで女子高生はブログに母親が弱っていく様子を書いていたということを聴き、事件の異常さにびっくりした。
 当の女子高生は否認をしているらしいから、断定的なことは書けないが、おそらく確信犯だろう。
 そのドス黒い心理を、同じ高校生のアスリートを身近に見てきた私としては想像できない。

 もちろん高校生が清く正しい存在だと思っているわけではない。人生で最も元気な時期だ。それを制御するすべも知らない。内に抱えるパワーをもてあまし、問題行動を起こすやつもいる。
 だが、自分の母親に毒をもり、それをブログで報告する神経は想像を超えている。

 16歳といえば高校2年、それとも1年?
 こういう女子高生は特異な存在だと思いたい。
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2005年11月01日

天が二物も三物も与えた選手でも、Jリーグは思い通りにはならない

 2日前の日記で浦和レッズ−川崎フロンターレ戦のことを書いた。この試合の終了直前、フロンターレの都倉賢というFWが一発退場になった件が、ファンの間で物議をかもしているようだ。
 レッズゴール前に飛んできたルーズボールを都倉はシュートしようと足を伸ばした。そこにレッズGKの都築がいて交錯。スパイクが都築の体に当たったことが、危険なプレーと見なされ、レッドカード。一発退場になった。
 物議になっているのは都築の行為だ。怒った都築は、転がるボールの処理もせず、レフリーが笛を吹く前に都倉につかみかかった。これをきっかけに両チームは乱闘寸前までいった。都築にもイエローカードが出たが、プレーよりも報復を優先する都築もレッドでいいのではないかという論争だ。
 私の目からは、都倉のプレーは一連の流れから生まれたもので、スパイクは都築に向いてはいるが、故意ではないと見えた。都築の報復も殴っているわけではなく、どちらもイエローでいいのではないかと思った。

 ところで、退場をくらった都倉という選手、話をしたことはないが、チーム関係者によると「天が二物も三物も与えた若者」ということだ。
 ユースからの昇格組で、高校時代からフロンターレと契約していた。その高校も名門・慶応高校。並大抵の頭脳ではない。現在は慶応大学に在学中。大学生でも好選手は特別強化指定ということで、Jリーグでプレーすることはあるが、都倉はすでにれっきとしたJリーガーなのだ。
 ルックスもいい。186センチ、77キロというスラリとした長身で甘いマスクの持ち主。おまけに実家は会社を経営しているらしく、裕福なのだそうだ。
 頭もルックスも運動神経も生活環境もバツグン。稀有な星の下に生まれた青年だ。

 日本人の多くは恵まれ過ぎた人物に反感を覚える傾向があるが、私はこんな選手が活躍するのもいいのではないかと思っている。普通ならこのような状況にあれば、安易な方向に向かうものだ。だが、都倉は言い訳の効かない実力の世界、Jリーグに飛び込み、勝負をしている。そこを買いたいし、注目している。
 試合では、1点ビハインドのフロンターレが、追いつくために都倉を投入した。都倉はそのために、精一杯のプレーをし、その結果、思いもよらなかった退場になった。
 どんなに恵まれた人物でも、思い通りにならないのがJリーグ。この試練を都倉はどう乗り越えるのか、注目していくつもりだ。



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