2005年11月01日

天が二物も三物も与えた選手でも、Jリーグは思い通りにはならない

 2日前の日記で浦和レッズ−川崎フロンターレ戦のことを書いた。この試合の終了直前、フロンターレの都倉賢というFWが一発退場になった件が、ファンの間で物議をかもしているようだ。
 レッズゴール前に飛んできたルーズボールを都倉はシュートしようと足を伸ばした。そこにレッズGKの都築がいて交錯。スパイクが都築の体に当たったことが、危険なプレーと見なされ、レッドカード。一発退場になった。
 物議になっているのは都築の行為だ。怒った都築は、転がるボールの処理もせず、レフリーが笛を吹く前に都倉につかみかかった。これをきっかけに両チームは乱闘寸前までいった。都築にもイエローカードが出たが、プレーよりも報復を優先する都築もレッドでいいのではないかという論争だ。
 私の目からは、都倉のプレーは一連の流れから生まれたもので、スパイクは都築に向いてはいるが、故意ではないと見えた。都築の報復も殴っているわけではなく、どちらもイエローでいいのではないかと思った。

 ところで、退場をくらった都倉という選手、話をしたことはないが、チーム関係者によると「天が二物も三物も与えた若者」ということだ。
 ユースからの昇格組で、高校時代からフロンターレと契約していた。その高校も名門・慶応高校。並大抵の頭脳ではない。現在は慶応大学に在学中。大学生でも好選手は特別強化指定ということで、Jリーグでプレーすることはあるが、都倉はすでにれっきとしたJリーガーなのだ。
 ルックスもいい。186センチ、77キロというスラリとした長身で甘いマスクの持ち主。おまけに実家は会社を経営しているらしく、裕福なのだそうだ。
 頭もルックスも運動神経も生活環境もバツグン。稀有な星の下に生まれた青年だ。

 日本人の多くは恵まれ過ぎた人物に反感を覚える傾向があるが、私はこんな選手が活躍するのもいいのではないかと思っている。普通ならこのような状況にあれば、安易な方向に向かうものだ。だが、都倉は言い訳の効かない実力の世界、Jリーグに飛び込み、勝負をしている。そこを買いたいし、注目している。
 試合では、1点ビハインドのフロンターレが、追いつくために都倉を投入した。都倉はそのために、精一杯のプレーをし、その結果、思いもよらなかった退場になった。
 どんなに恵まれた人物でも、思い通りにならないのがJリーグ。この試練を都倉はどう乗り越えるのか、注目していくつもりだ。



posted by アイザワ at 00:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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