2006年01月11日

創刊当時の「紙のプロレス」が捨てられない

 新たな気分で仕事をするため、部屋を整理することにした。まず、やらなければならないのは、大量に積まれている本や資料の処分だ。
処分といっても、ものを書く仕事をしているせいか、ゴミとして出すのには抵抗がある。保存状態がいいものはブックオフに持って行って売る、状態が悪いものは図書館で引き取ってもらう、それも無理そうなものや雑誌類は、やむなくゴミに出す、という判断基準で、本を仕分けした。
その作業中に奥から出てきたのが、創刊当時の「紙のプロレス」だ。今の私の仕事のスタンスでいえば、プロレスは対象外。資料的価値はないから優先的に処分すべきものだ。雑誌だし、一度は捨てる分類に入れた。が、なんか気になって捨てられない。
「紙のプロレス」は去年まで発刊していたが、面白さでは創刊当時の方が上まわっていたと思う。プロレス&格闘技好きの人たちが、その場の乗りと勢いだけで作っていたような雑誌で、そのいい加減さが大好きで愛読していた。
捨てようとした本の山の一番上にあったのが、1995年10月に出た20号。表紙は角田信朗とアンディ・フグ。巻頭グラビアに登場しているのは、ユセフ・トルコ、上田馬之助、遠藤幸吉の3人。なんというマニアックなラインアップだろう。現在は、K1のプロデューサーとして知られる谷川貞治が、サダハルンバ谷川という名前で、「夏にクーラーは是か非か」なんて、ワケのわからないテーマを熱く語っている。
95年といえば10年前だ。紙プロ20号を見ていたら、この10年でいかに時代が変わったかを実感した。表紙を飾ったアンディ・フグは、もうこの世にはいない。グラビアでポーズをとっている上田馬之助は事故に遭って苦闘している。この頃には陰も形もなかったK1が、一世を風靡し、谷川プロデューサーは辣腕を振るっている。また、角田信朗はテレビの人気者になっている。
悲しいんだか、喜ばしいんだか、なんと表現したらいいか、わからない大変貌がここにはある。
そんなことをページをめくりながら、考えていたら、創成期の紙プロを捨てられなくなった。

紙プロファンだったのだから、K1、PRIDEなどの総合格闘技の熱烈ファンになっていなければ、おかしいのだが、今ひとつついていけてない自分がいる。
時代の移り変わりと、それに対する自分を見つめるために、紙プロはとっておくことにした。

 話は変わるが、数日前「私が注目するアスリート」で取り上げた高校バスケ・並里成選手の中学時代のチームメイトからコメントをいただいた。本当に凄い選手という話。コメント感謝です。
posted by アイザワ at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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