2006年02月28日

フリーライターという仕事

 ホリエモン・ガセメール問題で、メール提供者のフリーライターの存在が注目されている。
 ライター業界は意外に狭い世界で、誰かが注目されると、実は知り合いだったということも少なくないが、今回のフリーライター(仮にF氏ということにしておく)はまったく接点がない。私とはタイプが違うライターなのだろう。

 ライターは大ざっぱにいって、3つのタイプに分けられると思っている。
1、編集者から依頼された仕事を、こなしていくタイプ
2、独自のテーマを持ち、その蓄積された知識を武器に仕事を作っていくタイプ
3、世間が驚くようなネタを探し出して仕事にするタイプ。週刊誌系ライターに多い。
 F氏は3のタイプだ。私の場合は、1が8割、2が2割といったところか。3のような仕事はしたことがない。
 ただ、ライターという仕事は一般の人が通常会えないような人に会う機会があるし、立ち入れないところに立ち入ることもある。で、私にもわずかだが、表に出ない話が入ってくることがある。F氏がつかんだようなネタが耳に入る可能性もあるわけだ。
 万が一、そんなことがあったら、どうするか。
 たぶんF氏と同じように、いろんなところに売り込むだろう。ただし、そのネタが本当かどうか、裏をとる努力はする。持ち込んだネタが嘘っぱちだったりしたら、信用をなくし、この業界で仕事を続けていけなくなるからだ。F氏の場合は自作自演説もある。もし、そうだとしたら、ライターとしては論外だ。それに、F氏のような生き方をしたら、安眠できなくなるに違いない。
 ライターなんてお気楽な商売と思われるかもしれないが、これで結構シンドいものがある。でも、私はこの仕事が好きだ。コツコツやっていくしかないと思っている。
posted by アイザワ at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月27日

祭りのあとには

 トリノ五輪が終わってしまった。
 日本選手のメダルが、荒川静香の金メダル一個だけで色々批判もあるようだが、私自身は楽しめた。選手たち(日本選手に限らず)の、日々のキツイ練習で得た技術、美しいフォーム、プレッシャーと戦い全力を出し切ろうとする姿には、心が揺さぶられた。勝者は少数で、大多数が敗者。勝負の厳しさもしっかり見せてもらった。
 実は今、色々なことが重なってシンドい状況。だが、その合間に見るトリノ五輪の選手たちの勝者や敗者の姿に励まされてきた。共感もした。それが終わってしまうのは、ツライなあ。
 次はWBC? 
まっ、ひとつの祭りが終わっても、次の祭りが控えている。そう思って日々を乗り切っていくしかない。
posted by アイザワ at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月26日

皆川、佐々木、湯浅、生田の日本アルペン陣、メダルは獲れなかったけど、よくやった

 正直、メダル獲得を期待していた。その分、トップ30の滑りが終わった時は、力が抜けた。
 だが、男子回転に出場した4選手は頑張った。
 皆川賢太郎の4位はすごい。湯浅直樹の7位入賞も予想を超えた好成績。佐々木明は旗門で失敗し、棄権したが、それもメダルを狙って果敢に攻めたからのこと。生田康宏も1本目、不通過の旗門をやり直すため、もう一度上って完走した。勝負は終わったけど、2本目を滑りたいというアスリートの思いが表れた行動だった。拍手を送りたい。

 ともかく、アルペン競技で4位とか7位に入ることは、とんでもない快挙だ。ヨーロッパ各国のアルペン競技の層はめちゃめちゃ厚い。多くの才能が英才教育を受け、地元ヨーロッパの競技会場で、経験を積んで育ってくる。そんな中に、極東の日本から来た選手が、第一シードの15人の中に2人入った。入賞者を2人も出した。
 たとえメダルがなくても、その健闘は高く評価したい。佐々木は24歳、湯浅は22歳と若いし、第1シード当たり前の状況を、これからも続けていってほしい。
posted by アイザワ at 11:39| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月25日

自分を信じた荒川静香

 荒川静香の金メダルの演技、見事だった。
 多くの人が語ったり書いたりしているから多くは書かないが、勝因は自分を信じたことだと思う。
 メダルを意識したら、コーエンやスルツカヤの存在を気にしたら、あんな演技はできないだろう。
 ただ、自分の力を信じた。オリンピックの舞台で、自分のすべてが出せれば、勝とうが負けようがいいと思えた。だから、あれだけの、日本人だけでなく多くの人を魅了する演技ができたのではないか。
 無の境地というか、禅の精神というか。
いや、分析しようとするだけ野暮だ。
 一生に一度あるかないかの勝負どころで、そんな心境になれた荒川は、女王になるべくしてなったのだと思う。
 4分間の演技が終わった時、ちょっとウルウルしてしまった。
posted by アイザワ at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月24日

チョコメーカー「ロイズ」のサポートを受けるスノーボーダー、五輪で健闘

 超マイナー競技のため注目度は低いが、私がひそかに期待していたのが、スノーボード・女子パラレル大回転の竹内智香選手だ。
 その竹内が健闘した。まず、予選。30人の選手が滑り、タイム順で上位16人が、決勝トーナメントに進出するのだが、竹内は1位とは1秒の差もない好タイムで予選を通過した。
 決勝トーナメントは、ふたりの選手が並んで滑って、先にゴールした方が勝ちあがる勝ち抜き戦。この1回戦で、竹内はオーストリアの強豪ドリス・ギュンターと当たり、わずか0秒24の差で敗れた。ギュンターは準決勝まで勝ち上がり、4位に入っている。竹内の最終順位は9位だが、組み合わせによっては、もっと上位に入ってもおかしくなかった。ともかく、世界のトップと対等の滑りを見せたのだ。9位では注目されないだろうが、こういう頑張りは、もっと評価していいと思う。

 竹内の所属は、トップ・スノーボーダーを養成する学校「小嶋アカデミー」だ。が、競技生活をサポートしているのは、札幌にあるチョコレートメーカーの「ロイズ」。「ロイズ」といえば味に定評がある知る人ぞ知るメーカーらしい。竹内は、そのスキー部に所属しているのだ。
 たぶん仕事はしていないだろう。だが、工場にはよく顔を出すようで、同社のブログには竹内の写真が載っている。だから、チョコ工場の人たちは競技の中継を見て、大声援を送っていたんじゃないだろうか。そういう部分も竹内の競技生活の支えになっているはずだし、竹内の頑張りは工場の人たちの元気にもなるだろう。
 冬季競技の多くは、そのようにして成立している。
posted by アイザワ at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月23日

荒川静香、村主章枝の平常心に脱帽

 世間は女子フィギュアの話題でもちきりだ(堀江メールもあるけど)。
 スポーツのことを書く機会が多いライターではあるが、実はフィギュアスケートは、得意分野ではない。一応、主な技は知っている。有力選手の顔ぶれや、どのような力関係で競技が争われているかも大体わかる。が、他の競技と比べると、肌合いが異なる感じがあって、フィギュアの原稿はほとんど書いたことがない。
 でも、決して嫌いなわけではなく、中継が行われると、画面にひきつけられる。
 ショートプログラムを見て印象に残ったのは、3位・荒川静香と4位・村主章枝が、余分な高ぶりもなく、固さも見せず、平常に近い気持ちで演技をまっとうしたことだ。ふたりとも五輪経験者ではあるが、この大舞台で、ほぼノーミスのパフォーマンスを見せられるのはすごいと思う。上位にいるコーエン、スルツカヤも大したもんだが。
 今は、ちょっと忙しくて寝不足気味だが、明日の朝のフリーは、なんとしても時間を空けて、彼女たちの演技をしっかり見届けたいと思っている。
posted by アイザワ at 10:14| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

松井秀喜を誤解していた

ヤンキース・松井秀喜と親しく話せる人と会って話をした。
 私は以前、WBCの出場を辞退した松井に対し、批判的な日記を書いたことがある。なぜ、松井は出ないのか、その人に質問した。
ひと言で言えば、松井は自分のことで精一杯なのだそうだ。
松井は記者会見の時はいつも、ひょうひょうとしている。それがある種の余裕に見えてしまうのだが、余裕なんかまるでないらしい。メジャーで3年間やって、そこそこの成績は残しているが、やればやるほど、そのレベルの高さを痛感しているそうだ。そんな状況の中で4年間で62億円というとんでもない契約をヤンキースと交わした。これだけもらって、ダメでしたでは済まない。厳しいヤンキースファンの目もある。計り知れないプレッシャーがあるのだ。
だから、開幕にはベストの状態で臨みたい。そうしなければ、野球人生を棒に振る可能性だってある。そんな状況にあるのに、シーズン開幕前の大事な時に開かれるWBCにはとても出ていられないという心境になったらしい。
日の丸のユニフォームを着て、日本球界に貢献したいのは山々だが、それでメジャー失格になっては本末転倒。そんな複雑な心境が、辞退につながったと、話を聞いた人は分析していた。
それも当然だ。第三者がとやかくいうことはできない。
WBCは各国ともそこそこ力を入れているし、日本は勝てるかどうか分からないが、仮に勝てなかったとしても、松井を非難することは避けようと思っている。
posted by アイザワ at 04:35| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月21日

トリノ五輪を見て、自分のスポーツ好きを再認識

 仕事をしながら、ジャンプ団体戦が始まるのを待っていたら、ふと遠い記憶がよみがえってきた。
 小学生だった私が夜、ふとんの中でラジオを聴いている。ラジオから聞こえてくるのは、1968年のグルノーブルオリンピックのジャンプ競技の実況だ。
 今さらトシを隠してもしょうがないから明らかにするが、私は1956年生まれ。ということは12歳だ。
 グルノーブル大会は、日本がジャンプで金・銀・銅のメダルを独占した札幌五輪のひとつ前の大会。別にメダルが期待されていたわけではない。
 だが、なぜか聴いていた。中継だから、おそらく深夜だろう。今ほど冬季競技の中継があるわけではないし、まだ子供だし、どんな競技かも解らなかったはずだが、夜中に聞いていた。その時は、札幌でメダルを獲った笠谷も金野も青地も出ていたが、エースは藤沢隆という選手だった。どんな人か、まったく知らなかったが、名前の響きと「日本のエース」という称号から、勝手にカッコいい人を思い浮かべて応援していた。姿かたちは見えないが、ジャンプ台を滑る音、風を切って飛び、「飛んだ!、○○メートル」というアナウンサーの実況に興奮した記憶がある。
 当時は「巨人・大鵬・玉子焼き」の時代で、野球と大相撲はもちろん見ていたが、冬季五輪のマイナー競技までラジオで聴くのだから、根っからスポーツ好きなのだと思う。その流れで、38年後の今日も同じように中継を待っているわけだ。
 その時の記録を調べたところ、90m級で日本人最高位だったのは、藤沢で18位。それでも、めいっぱいワクワクしていた。メダルを獲れなければ、入賞できなければガッカリするような、今の自分はダメだなあと思った。日本代表として精一杯のパフォーマンスを見せてくれて、かっこよければ文句はないのだ。そんなスポーツ好きだった原点を思い出して、今後はもっと素直に見ることにしようと思った。

 ところで、カーリングで日本がイタリアに逆転勝ちしたシーンは興奮したなあ。イタリアは格上とはいえないが、その前には3強の一角のカナダに勝った。これは快挙といえる。今大会のカーリングの選手たちは、本当によくやっていると思う。
posted by アイザワ at 02:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月20日

ラグビー・早稲田の快進撃は止まったけれど

今シーズンのラグビーは、最後に来て盛り上がった。その功労者は、もちろん早稲田だ。
日本選手権の準決勝、東芝府中との一戦は43−0という大差負けだった。が、社会人ナンバー1チームを必死にさせた。東芝の薫田監督は、「前後半で35点ずつ入れて、70−0で勝つ」と選手に激を飛ばしたそうだが、前半は12−0でしのいだ。しっかりつないで前進するプレーに徹し、攻め込むシーンも数多くあった。後半はスタミナ切れを起こしたが、隙のない社会人のトップを相手に、ここまでやれたのは立派だと思う。
 学生だって戦い方次第、鍛え方次第ではここまでこれるということを証明したことで、早稲田の戦いは意味があった。清宮監督は勇退し、サントリーの監督になるらしいが、このモチベーションを持ち続けてほしい。他の大学も、それに対抗するだけのチームを作ってほしい。
 学生も社会人も切磋琢磨し、上を目指さなければ、ラグビー界は活性化しない。
 来週の日本選手権決勝が楽しみだ。社会人のプライドを見せ、3冠を目指す東芝と、それを止めようとするNEC。見逃せない戦いになった。
posted by アイザワ at 00:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月19日

冬季五輪選手の多くは、厳しい環境で競技を続けている

 前回、冬季五輪に出場する日本選手の実力は、総じて世界のトップとは差があると書いた。が、決して選手のことは責められない。
日本ではトップ選手であっても、競技を続けるにはかなりの苦労を強いられるのだ。
スピードスケート男子500mで4位に入った及川佑は、レストランチェーン「びっくりドンキー」所属ということで話題になった。大学卒業後も競技を続けたかったが、スケート部がある企業には採用してもらえず、競技をあきらめて一般の社員として「びっくりドンキー」に入った。そこで、社長にスケート競技をしていてトップクラスの選手であることを話したら、会社でサポートしてくれることになったそうだ。
日本にメダルの可能性があるスピードスケートであっても、会社に部があって社員として身分を保証され、競技に集中できる環境が整っているのは、富士急(岡崎朋美や渡辺ゆかり、団体追い抜きの石野枝里子、大津広美が所属)、日本電産サンキョー(昔の三協精機、加藤条治、大菅小百合、吉井小百合が所属)、ダイチ(富山の土木会社、田畑真紀が所属)、アルピコ(長野の松本電鉄グループ、外ノ池亜希、妹尾栄里子が所属)ぐらいしかない。清水宏保ほどの選手になれば、NECがスポンサーになり、プロとして活動できるが、他の選手は自分でスポンサーを見つけて、競技を続けているような状態だ。
たとえば、男子1000mに出場した今井裕介は、自分でチームディスポルテというクラブを作り、あらゆる企業に活動の主旨を訴え、寄付なども募り、そのサポートで競技を続けている。同クラブには男子団体追い抜きの杉森輝大、女子団体追い抜きの根本奈美も所属している。彼らは練習をする以前に企業をまわって頭を下げ、活動資金を確保しなければならないのだ。
そうしたサポートしてくれた企業や人たちのために、彼らは必死で滑ったはずだ。だが、思うような成績は残せなかった。その結果を彼らは環境のせいにはしないだろう。厳しい状況を納得したうえで、競技を続けているのだから。
このようなことは他の競技でも当たり前のようにある。企業だって、4年に一度しかない盛り上がらない冬季競技に多額の資金などつぎ込めない。それも分かる。
ただ、これだけは書いておきたい。「メダルが獲れないじゃないか。選手は何をしているんだ」という前に、選手が厳しい環境で競技を続けていることを知っておいてほしいと。
posted by アイザワ at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月17日

女子チームパシュート、メダル獲れず…

 悪い予感が的中してしまった。
 ベスト4まで進出したのだから、メダルまであと一歩だったが、準決勝のカナダ戦は完敗。3・4位決定戦のロシア戦は、序盤リードしていて、あとひと踏ん張りというところで、転倒し、4位に終わった。出場した選手はみんな精一杯の滑りをしていたし、その上での転倒だから、仕方がない。
 でも、ちょっぴり不満も残る。日本はチームワークが身上なのに、空気抵抗を最小限にするために先頭にフォームを合わせる滑りが、今ひとつできていなかった。石野と大津は富士急所属。田畑も元富士急で練習する機会はそれなりにあっただろうし、息は合っていたはずだ。しかし、それが本番で出せなかった。石野と大津は五輪初出場だし、プレッシャーがあったのかもしれない。
 ただ、3・4位決定戦で、果敢に飛び出し、ロシアをリードしていたのはよかった。センターラインを通過するたびに、興奮したし、ドキドキした。
 世界の8位以内に入って出場権を得て、ラッキーもあったけど、4位入賞したのは立派。
 田畑真紀・石野枝里子・大津広美・根本奈美、4選手の頑張った姿は記憶にとどめておきたい。
posted by アイザワ at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月16日

スピードスケート・女子チームパシュート(団体追い抜き)、準決勝進出はしたが…

 五輪ガイド記事を書くために資料を必死で集めチェックしたライターとして、ひそかに期待していた種目が、スピードスケート・チームパシュートの女子だ。
 今回初めて採用された新種目だから、「何、それ?」っていう人も多いだろう。が、日本女子は結構、強い。今季のW杯では3戦して3位に1回入っている。そして昨季は、やはり3戦して3位、2位、1位。で、なんと総合優勝しているのだ。
 日本は新種目では好成績を収める傾向がある。器用だから、短期間に高い競技力を身につけることができる。強豪国が本格的に強化に乗り出す前に、好成績を収めてしまえるわけだ。
 団体戦というのもいい。日本の中長距離陣は世界ランクで10位以内に入れないレベル。だが、10位台から20位台という選手が揃っている。個人種目では上位に食い込めないが、団体として考えれば、ツブ揃い。チームパシュートは3人で滑り、風圧避けのための先頭交替テクニックなどが問われるから、チームワークのいい日本は力を補い合える。だから上位に入れる、メダルの可能性は高いと考えたわけだ。
 で、今日行われた準々決勝で、日本は勝ち、準決勝進出を決めた。ベスト4に入ったわけだ。2チーム対抗の勝ち抜き戦だから、準決勝で勝てば2位以内確定でメダル確保。負けても、3・4位決定戦で勝てば、銅メダルは獲得できる。
 でも、準々決勝を見ていたら、メダルは厳しいと思った。準々決勝ではノルウェーに2秒あまりの差をつけられ、逆転は不可能なところに追い込まれた。だが、あと2周ほどのところで、ノルウェーの選手が転倒するアクシデントが発生。それに救われて、勝利が転がり込んできた。
 日本の滑りを見ていると、なんか息が合っていない。五輪の緊張感なのか、動きも固い。期待していた分、ちょっとガッカリした。
 でも、日本には、敗退寸前のところを相手のミスで救われるというラッキーがある。実戦を1回体験したことで、固さが取れる可能性もある。ほんの少しだけメダルを期待して、今日の深夜の準決勝を見ることにする。
posted by アイザワ at 10:27| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

3位と4位の、ほんの少しの差

 スピードスケート女子500mで岡崎朋美が4位。3位とは、わずか0秒05差でメダル獲得を逃した。
 今季のW杯のポイントや出したタイムを見ると、大菅小百合や吉井小百合の方が上。直前には、風邪をひいて体調も悪かったという。実績や存在感ではナンバー1だが、スポーツマスコミ関係者の期待度は実質3番手だった。
 だが、大舞台でしっかり結果を出すのが岡崎。長野大会の銅メダルも、ソルトレーク大会の6位入賞も日本人選手では最上位。これを34歳の今回も続けたわけで、彼女の精神力の強さには、脱帽するしかない。
 しかし、0秒05差というのが悔しい。人間が生活するうえで、0秒05なんて時間は無に等しい。でも、オリンピックでは3位と4位、つまりメダルが獲れるか獲れないかでは、評価は天と地ほどの差になってしまう。
 3位までメダルがもらえるようになったのは1900年に行われた第2回(夏季)パリオリンピックから。オリンピック創始者のクーベルタン男爵の発案らしい。この時、男爵が「ご褒美をあげるのは、5位までにしようか。金、銀、銅にすずとか鉄のメダルも作って」なんてことを考えたら、選手に対する評価は全然違うものになっていたはずだ。
 でも、人間の感じ方で凄いと思えるのは、やっぱり3人までなんだろうな。5人じゃ、しっくりこないもんな。与えるメダルも、キラキラ光って、いかにも価値がありそうで、しかも微妙に光り方が違う金・銀・銅。これ以外じゃ、もらってもあんまり嬉しくないし。それに、3位までに金・銀・銅のメダル授与という儀式があったからこそ、オリンピックはここまで発展したのだろう。だからこそ選手も3番以内を目指して自らを鍛え、必死に戦うわけだ。3位と4位の間に、大きな隔たりがあるから、ドラマも生まれる。
 それでも0秒05差でメダルに届かなかったからといって評価が全然違うのはなぜ、と考えてしまう。
 メダルはもらえなくても岡崎はすごい。最大限の評価をしていいと思う。
 大菅の8位だって、吉井の9位だってすごい。世界で10番以内なんだから。それと、クロスカントリー女子団体スプリントで8位に入賞した夏見円、福田修子もえらい。
 彼女たちの頑張りは記憶にとどめておかなきゃ。
posted by アイザワ at 11:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月14日

スピードスケート、優勝したJ・チークと加藤条治を分けたものは…

 締切りを2日遅れた原稿を必死で書いていて、仕上がったのが深夜2時。スピードスケート男子500mになんとか間に合った。
 優勝はアメリカのJ・チーク。日本人最上位は及川佑で4位、メダルが期待された加藤条治は6位に終わった。
 テレビ雑誌のトリノ五輪ガイド記事を書くため、データをたくさん集めて分析したから分かるのだが、この結果は勢いの差だ。選手の実力や調子を測る目安は、各国を転戦するW杯。このシリーズで加藤は1・2戦を優勝という最高のスタートを切った。ところが、3戦で19位と大崩れしてしまう。6戦で優勝したが、その後は調整のために欠場し、調子が戻ったのかどうか分からない状態だった。一方、チークは序盤戦は、5位とか6位の地味〜な順位ばかり。だが、直前の9・10戦で連勝して、調子が上がってきていた。及川もそうで、序盤は10位以内にも入れなかったが、9戦目で2位、10戦目で3位に入った。
 加藤の場合、メダル獲得の期待を一身に背負った。あがることを知らない性格だといわれるが、それでも日本中の目が自分に注がれている意識はあっただろう。失敗はできないとか、色んなことを考えたに違いない。
 一方のチーク。アメリカでの注目度は分からないが、プレッシャーは加藤ほどなかっただろう。調子は上がっている。とにかくガンガン行ってやれ、という感じで無心で滑れたに違いない。及川も、それに近い心境だったと思う。
 上位の実力は紙一重。誰が勝ってもおかしくない。勝者と敗者を分けたのは、勢いと、そこから生じる心理の差のような気がする。
posted by アイザワ at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月13日

ラグビーでビッグニュース。今年の早稲田はトップリーグ4位のトヨタまで倒してしまった。すごい!

 スポーツのニュースで今日、一番すごいと思ったのは、トリノ五輪じゃなくて、ラグビーの日本選手権で早大が、社会人のトヨタ自動車に勝ったことだ。
 今の早稲田は、学生では群を抜いて強い。でも、トップリーグ(社会人のトップ12のリーグ戦)4位のトヨタには、いい勝負はできても勝つのは難しいかなと思っていた。
 昔は大学ナンバー1と社会人ナンバー1とで、ラグビー日本一の座を争うのが日本選手権だった。そして、学生が勝ったり、社会人が勝ったりといういい勝負をしていたが、この15年ほどは、学生は社会人にまったく歯がたたなくなった。社会人のトップチームには各大学の有力選手が集まる。外国人選手も呼んでくる。その上で長期的な視野に立ってチームを強化できるわけだ。一方、大学は、まだ体も出来上がっていない高校生を4年間という限られた時間で鍛えて、チームを作る。しかも、卒業で毎年、メンバーが変わるから、戦術を熟成させることもできない。この差は大きい。
 だから、いくら早稲田が強いと言っても、社会人の壁には跳ね返されると思ったのだ。
 ところが、勝ってしまった。スコアは28−24。
今回、学生(早稲田)が社会人のトップ(トヨタ)に勝ったのは18年ぶり。快挙といえる。
プレーした選手たちもすごいが、そんなチームを作り上げた清宮監督は、改めてすごいと思う。
試合会場は秩父宮。だが、やることが色々あって行けなかった。スコアを見ると、きっといい試合だったんだろう。
次の準決勝の早稲田の相手は、トップリーグ1位で、カップ戦のマイクロソフトカップも制した東芝府中。どんな試合になるか、興味津々だ。
posted by アイザワ at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

モーグル・上村愛子、5位。でも、ベストの滑りだった。凄い!

 いや〜、トリノ五輪が始まりましたね。
 やっぱ、今はサッカー日本代表の調整試合より、トリノ五輪だよな。
 で、初日の注目は、なんといっても女子モーグルだ。つい、さっきまでテレビに釘づけになっていた。畑中みゆきは予選落ちしたけど、上村愛子、里谷多英、伊藤みきの3人は決勝進出。これほど、ワクワクする状況はない。
 で、結果は上村愛子が5位。メダルには届かなかった。私の予想でも、相手関係から言って、メダルは厳しいだろうと思っていて、その通りになったわけだけど、悔しい。しかし、見たところ、ベストの滑りだったと思う。このプレッシャーがかかる大舞台で、あれだけの滑りができるのは凄い。メダルが獲れなくても、よくやったと拍手を送るべきだと思う。
 それにしても、長野大会が7位、ソルトレーク大会が6位、そして今度のトリノが5位。ということは、次のバンクーバーが4位で、メダルに届くのは8年後の2014年?
 というのは、素人のテキトーな話だが、まだまだ頑張って欲しい。
 輝いている上村愛子を、まだまだ見たいのだ。
posted by アイザワ at 04:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

小倉隆史の引退が決定してしまった

 3月4日の開幕に向けて、Jリーグ各チームは今季の体制を、ほぼ固めたようだ。
 それに伴ない、所属チームから戦力外通告を受け移籍リストに載っていた選手も、身の振り方の結論を出さなければならない時期になった。で、以前の日記でも書いたが、どんな決断をするかで一番気になっていた選手、小倉隆史が引退することになった。
 小倉ほどのゴールセンス、存在感があれば、J2やJFLからなら獲得したいチームはあったはずだ。が、条件面で折り合わなかったんだろう。
32歳。早いなあ。もう小倉のプレーが見られなくなると思うと、ひとつの時代が終わったようで寂しい。
他の気になっていた選手、柏の増田忠俊は大分に移籍が決まった。が、同じ柏の安永聡太郎はいまだに移籍チームが見つからないようだ。まだ、プレーは見たいのだが…。
posted by アイザワ at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月10日

時代の移り変わりが解る、プロ野球選手名鑑

 週刊ベースボールの「プロ野球全選手写真名鑑」号が出た。
 週刊ベースボールは特集のテーマによって時々買うぐらいだが、この選手名鑑号だけは必ず買う。プロ野球好きということ+スポーツ関係の原稿を書くことが多いライターという職業上の必要からだが、一般のプロ野球ファンも同様のようで、ベースボールマガジン社で仕事をしている知人によると、選手名鑑号は通常号の数倍は売れるそうだ。
 私の場合、資料として保存し始めたのは、1989年から。今年の分を含めると、本棚には18冊の名鑑が並んでいる。
 89年版と今年の06年版を見比べると、時代の変化を感じさせて感慨深い。
 まず、驚くのは89年版には監督や選手の住所が載っていることだ。それも町名だけでなく、番地やマンション名、部屋の号数まで載っている。ファンレターが送れるように、という配慮かもしれないが、今、こんな情報を載せたら大変なことになる。高年俸の選手は犯罪をたくらむ者に狙われる危険があるし、若手選手はストーカー被害の怖れがあるだろう。個人情報に対し神経質になっている今では考えられないことだ。
 そうした問題を憂慮したのだろう。91年版からは住所は掲載しなくなった。
 でも、プロ野球選手というスターが平気で住所を公開していたのだから、80年代までは今とは比べものにならないほど、のんきで平和な時代だったともいえる。
 個人情報のことを考えると「大丈夫かな」という情報が、その後も載っていた。奥さんや子供の名前と年齢が、一昨年の04年版まで掲載されていたのだ。神経質になれば、その情報によって誘拐の危険も考えられるわけだ。それが05年版から消えた。そのかわり「妻と1男1女」という表記になった。
 奥さんや子供の名前など野球を見るうえでは何の関係もないわけで、公表しなくても全然構わないが、こういう変化を見ると、嫌な世の中になったんだなと実感する。

 視点を変えよう。89年版にも、06年版にも載っている選手をチェックしてみた。
 工藤公康(89年版=西武・06年版=巨人)、川相昌弘(巨人・中日)、吉井理人(近鉄・オリックス)、山本昌(中日)、清原和博(西武・オリックス)、桑田真澄(巨人)、田中幸雄(日本ハム)、緒方耕市(広島)、木田優夫(巨人・ヤクルト)、山崎武司(中日・楽天)、土橋勝征(ヤクルト)、飯田哲也(ヤクルト・楽天)、高木晃次(阪急・ロッテ)、中嶋聡(阪急・日本ハム)、立浪和義(中日)、鈴木健(西武・ヤクルト)、吉田豊彦(南海・楽天)、大道典嘉(南海・ソフトバンク)、堀幸一(ロッテ)、酒井忠晴(中日・楽天)、吉田修司(巨人・ソフトバンク)、江藤智(広島・西武)、谷繁元信(大洋・中日)、井上純(大洋・ロッテ)。前田幸長(ロッテ・巨人)。
 以上の25人だ。
 800人近くいた選手の中で、18年経っても生き残っているのは、たった25人。改めてプロ野球の生存競争の厳しさを思い知る。
 そんな中で、凄いと思うのは一番の古株の工藤公康だ。プロ生活を始めたのは1982年。25年後の43歳になる今年も元気でプレーする姿を見せてくれそうだ。どこまで頑張るか、見届けたい。
posted by アイザワ at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月09日

大越龍之介選手、高校アルペンで2冠達成

 冬季インターハイ・スキー競技が、秋田県鹿角市でひっそりと始まり、ひっそりと終わった。
 でも、全国大会だけあって出場する選手は、それなりに多い。たとえば男子のアルペン・スラローム(回転)は160人ほどの選手が出ている。他にクロスカントリー、ジャンプ、複合の各種目があるし、アルペン種目やクロスカントリー種目には女子も出てくるから、トータルすれば500人以上が参加しているだろう。
 強豪高校は、この大会に賭ける意気込みもハンパじゃない。私が知っている北海道の名門は、夏場はニュージーランドで合宿、シーズン直前には韓国へ行ってトレーニングを積む。そのためにかかる少なくない費用は、家庭が負担。世間的には注目されないが、選手や親と言った当事者たちは、大変な情熱をこの大会に注いでいるのだ。
 その延長線上に、今、世間が注目し始めたトリノ五輪の代表選手がいる。競争は厳しいが、ここから大半の五輪選手が育つ。
 こういう大会が開催されていることを、マスコミがまったく報じないのは不思議でならない。

 というわけで影響力は無に等しいが、今大会の優勝者を紹介しておく。
 アルペン競技
 男子回転=大越龍之介(北海道・東海大第四)
 男子大回転=大越龍之介(東海大第四)
 女子回転=岩田佳央梨(日大山形)
 女子大回転=水口かおり(富山第一)
 ノルディック競技
 クロスカントリー・男子10キロ・クラシカル=清水康平(北海道・和寒)
 同・男子15キロ・フリー=長岐章公(秋田・鷹巣農林)
 同・男子4×10キロリレー=山形・真室川高校
 同・女子5キロ・クラシカル=小林由貴(新潟・十日町)
 同・女子10キロ・フリー=丸山未紀(長野・飯山南)
 同・女子3×5キロリレー=十日町高校
 ジャンプ男子=平元陽介(新潟・新井)
 複合=鈴木亮(秋田・花輪)

 以上のみんな、おめでとう!
 それ以外の選手もよく頑張った。お疲れさん!
posted by アイザワ at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

トリノ五輪・日本代表には、北国出身じゃない選手が結構いる。応援しよう!

 本家のサイトで高校スポーツのデータ集計をやっているもんだから、選手の出身県や出身高校が気になる。開幕まで、あと2日と迫ったトリノ五輪の選手もチェックしてみた。
 雪や氷の上を滑る競技ばかりなのだから、北国の選手が多いのは当然だ。が、今回は意外に北国ではない地域出身の選手が多いのだ。
 まず、フィギュアスケート。ミキティこと、安藤美姫は人気者だから、愛知・中京大中京高に在学中だというのは知っている人も多いだろう。だが、他の選手の出身地も雪国ではない。
 村主章枝は千葉出身で神奈川・清泉女学院高出身。荒川静香は出身高校こそ宮城・東北高だが、出身地は神奈川だ。アイスダンスの渡辺心・木戸章之ペアはともに東京出身。そして、男子シングルの高橋大輔は岡山・翠松(スイショウと読む)高校出身だ。
 ちなみに、女子シングルの代表争いで敗れた恩田美栄も、中野友加里も、かつてのエース・伊藤みどりも愛知出身。愛知はフィギュア王国といえるのだ。

 ショートトラックの選手も、北国とは関係ない選手が多い。女子のエース・神野由佳は大阪生まれで、京都・大谷高校出身。男子の西谷岳文・本吉隼人も大阪出身、有野美治は東京で、藤本貴大は熊本、山田伸子は福岡という九州出身選手だ。

 続いてスノーボード。ハーフパイプの成田童夢・今井メロ(苗字は違うが兄妹)・伏見知可子は大阪、パラレル大回転の家根谷依里は兵庫出身だ。
 フリースタイル・モーグルの尾崎快は神奈川出身で、東京・青稜高校在学中。伊藤みきは滋賀県の近江兄弟社高校(リップクリームのメンタームを作っている会社とは創業者が同じ人)在学中だ。なお、人気者の上村愛子は長野・白馬高校を出ているが、出身は兵庫。

 一時、出場できないんじゃないかと心配されたボブスレーも、男子の小林竜一は鳥取県(鳥取商で陸上競技・円盤投げをやっていたそうだ)、長岡千里は兵庫県出身。

 というわけで、屋内スケートリンクで練習できる競技(フィギュアやショートトラック)、スケボーを代用にして練習することも可能なスノボなど、北国以外からも代表は出ているのだ。
 もちろん、有力選手の大多数は北国出身だが、南、あるいは西方面の県出身選手は、どこまで頑張れるか、という視点から、五輪を観戦するのも楽しいかも。
posted by アイザワ at 01:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。