2006年02月15日

3位と4位の、ほんの少しの差

 スピードスケート女子500mで岡崎朋美が4位。3位とは、わずか0秒05差でメダル獲得を逃した。
 今季のW杯のポイントや出したタイムを見ると、大菅小百合や吉井小百合の方が上。直前には、風邪をひいて体調も悪かったという。実績や存在感ではナンバー1だが、スポーツマスコミ関係者の期待度は実質3番手だった。
 だが、大舞台でしっかり結果を出すのが岡崎。長野大会の銅メダルも、ソルトレーク大会の6位入賞も日本人選手では最上位。これを34歳の今回も続けたわけで、彼女の精神力の強さには、脱帽するしかない。
 しかし、0秒05差というのが悔しい。人間が生活するうえで、0秒05なんて時間は無に等しい。でも、オリンピックでは3位と4位、つまりメダルが獲れるか獲れないかでは、評価は天と地ほどの差になってしまう。
 3位までメダルがもらえるようになったのは1900年に行われた第2回(夏季)パリオリンピックから。オリンピック創始者のクーベルタン男爵の発案らしい。この時、男爵が「ご褒美をあげるのは、5位までにしようか。金、銀、銅にすずとか鉄のメダルも作って」なんてことを考えたら、選手に対する評価は全然違うものになっていたはずだ。
 でも、人間の感じ方で凄いと思えるのは、やっぱり3人までなんだろうな。5人じゃ、しっくりこないもんな。与えるメダルも、キラキラ光って、いかにも価値がありそうで、しかも微妙に光り方が違う金・銀・銅。これ以外じゃ、もらってもあんまり嬉しくないし。それに、3位までに金・銀・銅のメダル授与という儀式があったからこそ、オリンピックはここまで発展したのだろう。だからこそ選手も3番以内を目指して自らを鍛え、必死に戦うわけだ。3位と4位の間に、大きな隔たりがあるから、ドラマも生まれる。
 それでも0秒05差でメダルに届かなかったからといって評価が全然違うのはなぜ、と考えてしまう。
 メダルはもらえなくても岡崎はすごい。最大限の評価をしていいと思う。
 大菅の8位だって、吉井の9位だってすごい。世界で10番以内なんだから。それと、クロスカントリー女子団体スプリントで8位に入賞した夏見円、福田修子もえらい。
 彼女たちの頑張りは記憶にとどめておかなきゃ。
posted by アイザワ at 11:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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