2005年12月30日

天皇杯準決勝・レッズ−アルディージャ戦を見て

 年内の仕事も一段落。今日は資料で埋まった部屋の片づけをした。
 その合間に見たのが、サッカー天皇杯準決勝の浦和レッズ−大宮アルディージャ戦。
 「この時期にこのカードが見られるとは」と感慨深かった。
 5年前の2000年シーズン、私はJ2の取材をすることが多かった。その年、レッズはJ2に落ちており、J1復帰に向けて必死の戦いを見せていた。一方のアルディージャも、J2では強い方であり、J1昇格を目標に頑張っていた。このJ2のレッズ−アルディージャ戦の4試合中・3試合を取材している。
 そのうち、印象に残っているのが、大宮公園サッカー場で行われた2試合目だ。
 大宮サッカー場は1万人も入れば満杯の小さなサッカー場。当日の記録を見ると、7000人ほど入っているが、その半数以上はレッズサポーターだった。その多くがレッズサイドのサポータ席を埋めており、アルディージャサイドやメインスタンドは空席が見えるというアンバランスな状態。そして、試合の方も、無残な結果だった。レッズが6−0で勝ったのだ。J1とJ2のレベル差を、見せつけられた試合だった(大宮は4試合で1勝はしたが)。
 その時の、スタジアムのしらけた雰囲気、レッズサポーターのアルディージャサポーターに対するあざけりの声、それに対して言い返せないアルディージャサイド。そんなシーンを知っている私には、国立で天皇杯の決勝を賭けて戦っているのが、同じ両チームだとは信じられなかった。
 もちろん、正確に言えば同じチームではない。5年前の6−0のゲームに出場し、今回も出ていたのはレッズでは山田と永井のふたり、アルディージャは奥野ひとりだけだ。大きく変わっている。
 たった5年でJリーグのチームはこれほど変わる。そして、強くもなる。
 今日の試合は4−2でレッズの勝利に終わったが、延長戦になったし、見ごたえはあった。5年前のあの日からは、とても信じられない光景だ。
 あの時、アルディージャは屈辱にまみれていた。奥野はガックリと頭を垂れていた。GKの荒谷、途中出場の島田はたぶん控えにも入れず、スタンドでこの試合を見ていた。そんな選手たちが、ほぼ対等の試合を天皇杯準決勝という大舞台で見せた。
 地道に頑張っていれば、いいことはあるのだなと思った。
posted by アイザワ at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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