2006年01月21日

これでいいのか高校スポーツ その7

 「外国人留学生は手っ取り早く勝利を得、校名をアピールするために金で連れてこられたプロ。そんな行為を許していたら、高校スポーツはダメになる」という声は多い。
 確かに、ケタ外れの身体能力を持った外国人留学生がいる高校が上位を独占するようになったら、大会は面白くなくなるし、都道府県の代表がナンバー1を争う選手権の意義も薄れてしまう。
 それに対する措置として、高体連では、外国人留学生に対する規定を作っている。
 短期留学生は認めず在籍する高校を卒業する目的で入学していること、参加人数枠は、エントリー数の「おおむね20パーセント以内」を原則とし、その規則は専門部(主催の競技団体など)が定めるということなどだ。
 20パーセントというと5人に1人、10人で2人の割合だ。5人で行われるバスケットボールなら1人、7区(7人)で行われる高校駅伝男子も1人、11人のサッカーなら2人で、15人のラグビーなら3人までということになる。
 実際、高校バスケットの規定では、エントリーは2人までだが、コートでプレーできるのは1人という規定があるし、高校駅伝も同様だ。しかし、バスケットボールでひとりでも2メートルを超す選手がいたら、すごいアドバンテージになる。駅伝でも、最も長い10キロの1区にケタ違いの留学生が起用されたら、大きなリードになる。個人競技(たとえば卓球)なら、技術の差は歴然となる。
 外国人留学生の大会参加枠は、競技の面白さ(選手にとっては、モチベーションを維持できるかどうか)のギリギリのところに設定されているわけだ。
 私としては、とりあえずこのラインでいいと思っている。
 でも、この辺をスポーツファンを含めた一般レベルで、論じられることがないんだよね。
 留学生問題を語るなら、そして高校スポーツ、ひいては日本のスポーツ界を真剣に考えるなら、こういうことも、多くの人が論じ合う状況が必要だと思う。(この項続く)。
posted by アイザワ at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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