2006年01月29日

超マイナーだけど、一度ジックリ見てみたい競技・バイアスロン

 トリノ五輪のガイド記事の仕事も大詰め(つまり、締切り間際)。資料に埋もれ、頭は冬季競技のことでいっぱいで、他のスポーツを見る余裕はない。これといったスポーツイベントもないから、いいけど。
 そんななか、超マイナーなため記事を書く機会はめったにないが、興味を持っている競技がある。バイアスロンだ。スキーで長距離を走るクロスカントリーと射撃を合わせた競技。種目は男女5つずつあって、ルールが微妙に違うが、競技形式が面白い。雪原を何キロか走ると、射撃ポイントにつく。ゼーゼーいってる呼吸と激しい心臓の鼓動と精神を静めながら、的を狙うのだ。的は5個あって、1個外すごとに、ペナルティとして1周150mのコースを走ることになる。つまり、お仕置きみたいなもんだね。5個全部外したりしたら、750mも余計に走らなきゃならないから、とても勝負にならない。
 もちろん全部的中すれば、お先に失礼って感じで走りだせる。強靭な肉体を持つトップ選手は、余力があるから呼吸も乱れないだろうし、ペナルティも最小限で済む。その分、体力も消耗しないから、どんどん有利になっていく。好循環が始まるのだ。逆に、力の劣る選手や調子の悪い選手は、悪循環にはまるというわけ。
 バイアスロンは、冬季の戦時技術から生まれた競技で、出場する選手は軍人が多い。日本選手(男女5人ずつ計10人)も、全員が自衛隊・北部方面隊の「冬季戦技教育隊(通称・冬戦教)」に所属する隊員だ。射撃なんていう一般人は普通できない技術が必要なのだから、これも当然で、バイアスロンをやっているのは、冬戦教の所属する人だけ。競技人口は日本でも十数人という世界だ。高校や大学でクロスカントリーをやっていた選手が厳しいテストを受けて入るケースが多いようで、誰にもできるというものではないが、競争が少ない分、五輪選手にはなりやすい競技だろう。ヨーロッパ勢との実力差は大きく、メダル獲得は無理だが、ジックリ見てみたい競技だ。でも、ほとんど放送されないんだろうな。
posted by アイザワ at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/12441781

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。