その時に、ちょうどやっていたのが八重山商工―横浜戦。
この試合には驚かされた。4回に横浜が6点を入れ、7−0になった時は、もうワンサイドだなと思ってテレビの前を離れた。点の取られ方が悪すぎた。先発が打たれたのは仕方がないが、大嶺に代わってワイルドピッチで与えた2点は余計。普通なら、ここで緊張の糸が切れるはずだ。10点以上取られると思って、見るのをやめた。
それから約1時間。手術は長引き、終わる気配がないので、また、テレビ前に来た。そうしたら、試合はまだやっていて9回。そのスコアを見たら驚いた。7−6。1点差で逆転のチャンスまでつかんでいる。この粘りはどこからくるんだ!と思った。
八重山ポニーという国際試合での実績もある少年野球チーム出身者で固めたチームではある。だが、地元出身者だけではやはり限界はある。だが、有能な選手が集まる横浜を相手に、最後まで臆せずに戦い、逆転を信じて戦った。
一球一球を見ていたわけではないが、彼らの伸び伸び野球には、グッとくるものがあった。えらいぞ八重山商工。夏も甲子園に帰ってきて欲しいなあ。


