そんなことをやっている合間に南米年間最優秀選手もチェックした。南米の選手でもトップレベルは欧州に渡ってしまうので、欧州最優秀選手に比べると、ちょっと格下感はある。が、それでも、バルデラマ、チラベルト、ロマーリオといった、そうそうたる名前が並んでいる。
その中の個人的に思い入れのある選手がいる。1986年の最優秀選手に選ばれた、アントニオ・アルサメンディだ。80年代ウルグアイ代表のストライカー。リバープレート(アルゼンチン)の選手としてトヨタカップに出場し、決勝ゴールを決めたこともある。
で、なんで思い入れがあるかというと、私と生年月日がまったく同じなのだ。誕生日が同じというのは結構あるが、年まで同じ人というのはなかなかいない。そういう人が、大好きなサッカーのスターだというのは嬉しいものだ。その事が判明して以来、日本代表の次にウルグアイ代表を応援するようになった。でも、今度のドイツ大会には、ウルグアイは出ないんだよね。
ともあれ、アルサメンディは今でも気になる人だ。引退後は何をしているのだろうか。ウルグアイのサッカー界の功労者だから、協会で偉くなっているかもしれない。代表監督にならないのだろうか。情報が少ないから分からないが、時どき、そんなことを考える。
同じ日に生を受けた人物が、どんな人生を歩んでいるか、元気でやっているかは妙に気になる。
いつか彼に会う南米への旅がしてみたい。実はそれが私の夢だ。