2005年08月25日

部活も楽しいことばかりじゃない

 エナメルバッグが流行っている。
 ピカピカ光るエナメル地でできたスポーツバッグだ。
 高校生や中学生の競技会場に行くと、ほとんどの選手がこれを持っている。

 観察すると、ふたつのタイプがある。
 ひとつは、スポーツブランドのロゴがプリントされたタイプ。「自分が好きなブランドはこれだ」と主張するように肩から下げている。
 もうひとつは、学校名がプリントされたタイプ(クラブ名の場合もある)。このタイプを持っているのは大体が強豪校の生徒だ。同じバッグを持つことで連帯意識を持たせる意味があるのだろう。

 高校名プリントタイプを持っている高校生を見ると、どこの高校で何の部活をやっているのか、ついチェックしてしまう。
 今日は電車の中で、そんな高校生の対照的な姿を見た。ひとりは高校名を堂々と見せるように持っていた。磨いているのか、ただでさえ光るバッグが、さらにピカピカ光って見えた。充実した部活の日々がうかがえた。
 が、別の場所で見たもうひとりは高校名を内側に向けて見えないようにして肩から下げていた。バッグも心なしか汚れていた。
 部活で何か嫌なことがあったのか。競争に負けて試合に出る望みを絶たれ、部活に対する情熱を失ったのか。その姿から、いろんなことを考えてしまった。
 いずれにしても、今、その高校のクラブにいることを後悔しているように見えた。

 部活も楽しいことばかりじゃない。彼らも色んな悩みを抱えていることを思い知らされた。
 駒大苫小牧と明徳義塾の野球部員も、今は高校名を見せたくない心境なんだろうな。他の学校にも、そういう高校生はいっぱいいるはずだ。

 エナメルバッグは、それを持つ高校生の心を映す鏡のような気がした。

 







posted by アイザワ at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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