2005年08月28日

なんか違和感、24時間テレビの100キロマラソン

 日テレ「24時間テレビ」で恒例の100キロマラソンをやっていた。今年のランナーは59歳の丸山弁護士だ。このマラソンは「24時間テレビ」の看板イベントでもあり、結構人気もあるようだが、私は好きになれない。

 アスリートではないタレント(今回は弁護士だが)が、24時間で100キロ完走を目指す。つまり、自分たち(視聴者)と変わらない普通の体力の人が、そんなすごいことにチャレンジするという点で注目を集めるわけだ。

 24時間続く番組中、同時進行で頑張っているランナーがいる。それは番組の柱となっているチャリティにも貢献している。酷暑の中、不眠不休で襲ってくる疲労や足の痛みこらえて走る姿に感動し、勇気づけられる人も多いのだろう。
 そういう意味があるのは分かる。が、なんか違和感がある。

 100キロを24時間で移動するには、1時間で4キロちょっと行けばいい計算になる。大人の男が普通に歩くスピードだ。少しペースを上げれば6キロぐらいは行く。だったらウォーキングでいい。走ることはないのだ。
 それだって24時間不眠不休で歩き続け、100キロを踏破するのは大変なことかもしれない。やったことがないから分からない。でも、走ってヒザや腰に負担をかけるより合理的だ。ふだんスポーツを書くことが多いせいか、ついそのように考えてしまう。

 しかし、100キロマラソンに起用されたランナーは走る。疲れきって走れなくなった時に歩く。そしてゴールの武道館が近づくと気力を振り絞り、痛みをこらえて再び走り出す。その姿を見て感動する人もいるのだろうが、私は素直には感動できない。
 視聴者を感動させるために、テレビ局はランナーに無理を強いている。感動を意図的に作ろうとしている(最初から歩いていたら絵になんないもんなあ)。
 そんな思惑には乗せられたくないと思ってしまうのだ。

 もちろん、チャレンジし完走した丸山弁護士には敬意を表する。59歳で100キロを走破することが、どれだけ大変なことか、40代の私には皮膚感覚として想像できる。でも、それでも見る気にはならなかった。

 まあ、嫌なら見なければいいだけで、こんなことを書く必要はないのかもしれないけど、妙に世間が注目しているのでひとこと言いたくなった。
posted by アイザワ at 23:34| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「24時間テレビ」という番組じたいを批判というか認めたくないというところでしょうか?そういう方は素直に見ずに、意見も言わないほうが賢明だと思いますが。
Posted by kurimari at 2005年09月01日 00:45
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