といっても頭の中はすぐにスキーには切り替わらないので、スキー関係のサイトを覗いてみることにした。そしたら、すごい人を発見した。
スキー好きがこうじてフリースタイルのモーグルを始めた人なのだが、住んでいるのは四国は香川県の高松市。四国の住人がスキーをやるとすれば、シーズン中に何度か長期の休みをとり、長野あたりに行って集中的に滑るものだと普通なら思う。ところが、この人は毎週のようにクルマで長野まで通っているらしいのだ。
長野に通いだして、20年ほど経っているらしく、20年前は片道16時間以上かかったが、道路事情がよくなって、今では10時間ほどで着くようになったと書いている。
でも、それだって大変だ。出発は休日前日の夕方。夜通し運転して、長野のスキー場に着くのは翌日の朝だ。そのまま、1日スキーをして、夕方帰途につく。その翌日早朝に高松に戻り仕事をする、というようなことをやっているようだ。ということは、スキーシーズンの休日は36時間以上不眠不休でクルマの運転をし、スキーをしているよいうことなのだ(数名で行っているようなので、運転は交替しているのだろうが)。ガソリン代、高速代だってバカにならないだろうし、ホントにすごい情熱だ。
私もスキーは好きだが、とてもここまではできない。「よくやるよ」というのが正直な感想だ。でも、好きなことにこれだけ熱中できるのは、うらやましいという思いもある。
楽しむためには、どんな労力も惜しまない。お金や時間も惜しげもなく投入する。ここまで思い切れたら、人生楽しいんだろうな。
ただ、睡眠不足や疲れからくる事故だけには気をつけてほしい。